国宝

奈良県

[寺院] 室生寺(むろうじ)

室生寺は宝亀年間(770年~781年)に創建された真言宗室生寺派の大本山寺院です。女人禁制とされた高野山とは異なり女性にも開かれた寺院のため「女人高野」とも呼ばれます。国宝の五重塔が有名で、法隆寺の五重塔に次ぐ古塔として知られます。五重塔、...
京都府

[寺院] 黄檗山 萬福寺(おうばくさん まんぷくじ)

萬福寺は寛文元年(1661年)に渡来した中国僧・隠元により創建された黄檗宗総本山寺院です。中国様式の建物や仏像などが特徴で日本でよくみられる寺院とは異なる雰囲気を感じられます。令和6年(2024年)に法堂、大雄寶殿、天王殿の三棟がに国宝に指...
広島県

[寺院] 明王院(みょうおういん)

明王院は大同2年(807年)に創建された真言宗大覚寺派の寺院で空海が開基したと伝わります。和式、唐式の折衷様式の本堂は大変珍しいものでこの様式の建物としては現存する最古の建物になります。約30mの高さの五重塔も全国で5番目に古いものとなって...
鳥取県

[寺院] 三徳山 三佛寺(みとくさん さんぶつじ)

三徳山三佛寺は、慶雲3年(706)に役行者によって開かれた古刹で標高900mの三徳山全山が国の名勝・史跡に指定されています。奥院である国宝の投入堂が有名で、垂直に切り立った絶壁の窪みに建てられた堂はとても珍しい建築です。他にも文殊堂(重要文...
熊本県

[神社] 青井阿蘇神社(あおいあそ じんじゃ)

青井阿蘇神社は大同元年(806年)に創建されたと伝わる神社です。神仏習合時代には仏様をご神体として祀っていた時代もありますが、寛文5年(1665年)に唯一神道へ改められています。本殿・廊・幣殿・拝殿・楼門は平成20年(2008年)に国宝に指...
京都府

[寺院] 東寺(とうじ)

東寺は延暦15年(796年)に創建された東寺真言宗の総本山寺院で正式名は教王護国寺(きょうおうごこくじ)といいます。平安建都の際に都の南玄関「羅城門」の東に王城鎮護の寺として建立されました。五重塔は木造の塔としては日本最大の高さで55mを誇...
愛媛県

[寺院] 熊野山 石手寺(くまのざん いしてじ)

石手寺は天平元年(729年)に創建された真言宗豊山派の寺院で四国八十八箇所第五十一番札所にもなっています。国宝に指定されている仁王門や、重要文化財に指定されている本堂、三重塔、鐘楼、訶梨帝母天堂、護摩堂など多くの貴重な建築物を見ることができ...
滋賀県

[寺院] 三井寺(みいでら)

三井寺は7世紀頃に創建された天台寺門宗の総本山寺院で正式名を「長等山 園城寺」と言います。境内に天智・天武・持統の三天皇の御産湯に用いられたとされる井戸があることから、「御井の寺(みいのてら)」と称され、後に「三井寺」と呼ばれるようになりま...
東京都

[寺院] 深大寺(じんだいじ)

深大寺は天平5年(733年)に満功上人により創建された天台宗の別格本山寺院で都内では浅草寺に次ぐ古刹です。深大寺がある地は湧き水が豊富のため古くから水神信仰をもたらしており、深大寺の名称は水神の深沙大王に由来しています。門前町が栄えており、...
滋賀県

[寺院] 石山寺(いしやまでら)

石山寺は、天平19年(747年)に創建された東寺真言宗の大本山の寺院です。巨大な硅灰石の上に境内が建てられていることが寺名の由来となっています。また紫式部ゆかりの寺として有名です。石山寺で、琵琶湖の湖面に映った十五夜の月を眺めて、須磨の「今...