西国三十三所

奈良県

[寺院] 東光山 岡寺(とうこうざん おかでら)

東光山 岡寺は、7世紀末頃に義淵により開山された真言宗豊山派の寺院です。日本最初の厄除け霊場と知られ、飛鳥の東の山中に位置します。本尊・如意輪観音座像は弘法大師の作と伝わり、塑像としては日本最大の大きさを誇ります。シャクナゲ、桜、サツキ、紅...
京都府

[寺院] 霊麀山 革堂 行願寺(れいゆうざん こうどう ぎょうがんじ)

行願寺は、寛弘元年(1004年)に行円上人により創建された天台宗の寺院です。西国三十三所第19番札所、洛陽三十三所観音霊場第4番札所にもなっています。創建当時は一条通りにありましたが、戦乱や火災などを経て現在の場所になりました。現在の本堂は...
大阪府

[寺院] 紫雲山 葛井寺(しうんざん ふじいでら)

葛井寺は、神亀2年(725年)に行基により開山された真言宗御室派の寺院です。西国三十三所の第5番札所になっています。日本最古の十一面千手観世音菩薩が有名で国宝にも指定されています。千年以上の歴史がある藤の名所としても知られ、4月下旬~5月に...
大阪府

[寺院] 勝尾寺(かつおうじ)

勝尾寺は、神亀4年(727年)に創建された高野山真言宗の寺院で西国三十三霊場の第23番札所になっています。六代座主・行巡上人が清和天皇の玉体安隠を祈って効験があったことから、「王に勝った寺」の意で「勝王寺」の寺名になったと伝わります。その後...
奈良県

[寺院] 壷阪寺(つぼさかでら)

壷阪寺は、大宝3年(703年)に弁基により創建され寺院です。正式名称は「南法華寺」ですが、通称の「壷阪寺」の方が一般的です。元興寺の弁基上人がこの山で修行中に愛用の水晶の壺を坂の上の庵に納め、感得した観音像を刻んで祀ったことが始まりと伝わり...
滋賀県

[寺院] 岩間山 正法寺(いわまさん しょうほうじ)

岩間山正法寺は、養老6年(722年)に創建された真言宗醍醐派の寺院で泰澄がカツラの木で千手観音を刻み、本尊にしたのが始まりと伝わります。西国三十三所の第12番札所にもなっています。本尊の観音像は人々を苦しみから救うために、毎晩136の地獄を...
大阪府

[寺院] 補陀洛山 総持寺(ふだらくさん そうじじ)

補陀洛山総持寺は、元慶3年(879年)に創建された高野山真言宗の寺院で西国三十三所の第22番札所になっています。開基・藤原山蔭が四条流庖丁道という新たな料理作法を定めたことから料理人から篤く信仰を受けています。毎年4月18日には、魚に一切手...
奈良県

[寺院] 豊山 法起院(ぶざん ほうきいん)

豊山法起院は、天平7年(735年)に創建された真言宗豊山派の寺院です。西国三十三所観音霊場を創始したと伝えられている徳道によってこの地に草庵が建てられたことが始まりと伝わります。徳道の廟と伝えられる十三重石塔が有名です。西国三十三所の番外札...
奈良県

[寺院] 豊山 長谷寺(ぶさん はせでら)

豊山長谷寺は、朱鳥元年(686年)に創建された真言宗豊山派の総本山寺院です。西国三十三所の第8番札所に指定されています。「花の御寺」と呼ばれ、枕草子や源氏物語、更級日記など多くの古典文学にも登場しており、桜や牡丹、あじさい、紅葉、寒牡丹など...
岐阜県

[寺院] 谷汲山 華厳寺(たにぐみさん けごんじ)

谷汲山華厳寺は、延暦17年(798年)に豊然上人により開基された天台宗の古刹です。結願・満願の霊場として知られ、「谷汲さん」と呼ばれ親しまれています。桜と紅葉の名所としても有名で見ごろの時期には多くの観光客が訪れます。西国三十三所 第33番...