阿禮神社は、長野県塩尻市塩尻町に鎮座する古社で、
平安時代の『延喜式神名帳』にも記載された式内社です。
社伝によれば、もともと塩尻峠の西麓にある五百砥山(いおとやま)そのものを
御神体として祀ったことに始まり、奈良時代に柿沢の明神平へ遷座したと伝えられます。
江戸時代初頭、中山道・塩尻宿の開設にともない、前宮が宿場の西端へ遷されました。
御祭神は素戔嗚命(阿禮ノ神)・大己貴命(大宮ノ神)・誉田別尊(八幡ノ神)の三柱で、
戦国時代には武田氏の庇護を受け、社領の寄進を受けています。
現在の社殿は寛保三年(1743年)に再建されたもので、江戸中期の精緻な彫刻が随所に施されています。
毎年7月の例大祭は「塩尻祭り」として親しまれ、塩尻東地区を代表する夏祭りとなっています。
- 平安時代の『延喜式神名帳』に載る式内社で、旧県社の格式を持つ古社
- 社名の「阿禮(あれい)」は、御神体である五百砥山(いおとやま)に祀られた「阿禮ノ神」に由来するとされる
- 前宮(塩尻町)と奥社(柿沢の明神平)に分かれて鎮座し、前宮本殿には奥社を遥拝するための扉口が設けられた独特の構造を持つ
- 前宮本殿は三間社流造・銅板葺きで、一間社流造りの社殿を二つ並べた珍しい形式
- 御祭神は素戔嗚命・大己貴命・誉田別尊の三柱で、それぞれ阿禮大明神・大宮八幡宮・塩尻大明神として祀られる
- 戦国時代には武田氏の庇護を受け、社領の寄進を受けた
- 現在の社殿は寛保三年(1743年)の再建で、江戸中期の彫刻が見どころ
- 7月の例大祭(塩尻祭り)のほか、5月1日の五百砥祭、6月29日の奥社祭が行われる
- 中山道・塩尻宿の西端に位置し、古代東山道の宿駅「覚志駅」が付近にあったと伝えられる
基本データ
| 名称 | 阿禮神社(あれいじんじゃ) |
|---|---|
| 別名・愛称 | 阿礼神社 |
| 社格 | 式内社 旧県社 |
| 御祭神 | 素戔嗚命(すさのおのみこと) 大己貴命(おおなむちのみこと) 誉田別尊(ほんだわけのみこと) |
| 創建 | 不詳(社伝では古代に創祀) |
| 例祭 | 例大祭(7月10日・11日) 五百砥祭(5月1日) 奥社祭(6月29日) |
| 系列 | – |
施設情報
| 住所 | 〒399-0712 長野県塩尻市塩尻町6 |
|---|---|
| TEL | 0263-52-1681 |
| 駐車場 | なし ※近隣コインパーキング等をご利用ください |
| 最寄り駅 | ・JR中央本線・篠ノ井線「塩尻駅」から徒歩約20分 ・車:長野自動車道「塩尻IC」から約10分 |
| 公式サイト | http://www7a.biglobe.ne.jp/~areijinja/ (信州塩尻 阿禮神社例大祭) |
| 見どころ | ・前宮本殿(三間社流造・銅板葺き、奥社遥拝の扉口) ・奥社(柿沢・明神平) ・江戸中期の精緻な社殿彫刻 ・御神体の五百砥山(いおとやま) ・寛保三年(1743年)再建の社殿 |
地図
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