大阪市生野区に鎮座する御幸森天神宮は、仁徳天皇ゆかりの古社であり、
地元では「御幸の天神さん」として親しまれています。
その歴史は、仁徳天皇がこの地(森)に何度も足を運び休息されたことから、
崩御後にその御遺徳を偲んで社を建立したことに始まります。
また、学問の神様として知られる菅原道真公も合祀されており、
受験シーズンには多くの学生が訪れる場所でもあります。
この神社の興味深い特徴は、かつて周辺に広がっていた
「猪甘津(いかいつ)」という地名の歴史を今に伝えている点です。
周辺には日本最古の橋といわれる「猪甘津の橋」が架かっていたとされ、
万葉集の歌碑も境内に建立されています。
また、生野区のコリアタウンに隣接していることから、
歴史と現代の多文化が共存する独特の雰囲気を持ち、地域住民の心の拠り所となっています。
毎年秋には盛大なだんじり祭りが行われ、勇壮なだんじりが町を練り歩く姿は生野の秋を彩る風物詩です。
- 仁徳天皇がこの地にあった森で度々休息した(御幸された)という伝承が社名の由来であり、崩御後に天皇を主祭神として祀ったのが始まり
- かつて付近に流れていた平野川に、日本最古の橋とされる「猪甘津の橋(いかいつのはし)」が架かっていたと伝えられ、境内にはその伝説を記した碑が立っている
- 猪甘津の橋を詠んだといわれる「猪甘津の 橋の辺に立つ 梓弓…」という万葉歌の碑がある
- 仁徳天皇に加え、学問の神様である菅原道真公と少彦名命を祀っており、学業成就や病気平癒、家内安全の神として地域で篤く信仰されている
基本データ
| 名称 | 御幸森天神宮(みゆきもり てんじんぐう) |
|---|---|
| 別名・愛称 | 御幸の天神さん |
| 社格 | 旧村社 |
| 御祭神 | 仁徳天皇 少彦名命 忍坂彦命 菅原道真公 |
| 創建 | 反正天皇2年(406年) |
| 例祭 | 10月15日、16日 |
| 系列 | – |
施設情報
| 住所 | 〒544-0034 大阪府大阪市生野区桃谷3丁目10−5 |
|---|---|
| TEL | 06-6731-2816 |
| 駐車場 | なし ※近隣のコインパーキング等をご利用ください。 |
| 最寄り駅 | 大阪環状線/近鉄線「鶴橋」駅 徒歩10分 |
| 公式サイト | http://miyukimori.net/ |
| 見どころ | 鳥居 幣殿 ※国登録有形文化財 拝殿 ※国登録有形文化財 本殿 ※国登録有形文化財 腰掛石 ※仁徳天皇が腰を掛けたとされる 灯明台 ※松平忠明が寄進した平野川の灯明台 椋の木 ※樹齢約700年 万葉歌の碑 |
地図
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