大伴神社(おおともじんじゃ)は、
富山県高岡市伏木一宮に鎮座する神社です。
越中国一宮である気多神社の本殿のかたわらに建っています。
祀られているのは、万葉歌人として名高い大伴家持です。大伴家持は、
天平18年(746年)から5年間、越中国司としてこの地に赴任しました。
その間に数多くの歌を詠み、『万葉集』には越中で詠まれた歌が
220首あまり収められています。
越中国庁が置かれていたのが、ここ伏木の地でした。
この神社は、たいへん新しく建てられたものです。
家持の没後1200年にあたる昭和60年(1985年)、
地元の有志による「大伴家持卿顕彰会」の手によって創建されました。
家持には遺骨も遺品も残されていません。
そのため神体には、変わった工夫がなされています。
生誕の地である奈良、越中国庁跡、越中国守館跡、
最期の地である多賀城、そして遺骨が流されたとされる隠岐。
この5か所の土を壺に納めたものが、御神体とされています。
家持の生涯をたどる土が、ひとつの壺に集められているわけです。
社は二上山の東のふもと、深い杜のなかにあります。
気多神社への参拝とあわせて訪ねる人が多く、
万葉の時代に思いをはせられる静かな場所です。
JR氷見線の伏木駅から歩いて行くことができます。
- 万葉歌人・大伴家持を祀る神社
- 越中国一宮・気多神社の本殿のかたわらに鎮座する
- 家持は天平18年(746年)から5年間、越中国司として伏木に赴任した
- 『万葉集』には越中で詠まれた歌が220首あまり収められている
- 伏木の地には越中国庁が置かれていた
- 家持の没後1200年の昭和60年(1985年)に創建された
- 地元の「大伴家持卿顕彰会」の手によって建てられた
- 家持には遺骨も遺品も残されていない
- 御神体は家持ゆかりの5か所の土を壺に納めたもの
- 奈良・越中国庁跡・越中国守館跡・多賀城・隠岐の土が集められている
- 二上山の東麓、深い杜のなかにある
- 気多神社の境内には家持の歌碑も建つ。あわせて訪ねたい
- 毎年10月に大伴家持卿顕彰祭が行われる
基本データ
| 名称 | 大伴神社(おおともじんじゃ) |
|---|---|
| 別名・愛称 | – |
| 社格 | なし (気多神社の境内社) |
| 御祭神 | 大伴家持(おおとものやかもち) |
| 創建 | 昭和60年(1985年) |
| 例祭 | 10月 大伴家持卿顕彰祭 |
| 系列 | – |
施設情報
| 住所 | 〒933-0116 富山県高岡市伏木一宮字大平2063 |
|---|---|
| TEL | – |
| 駐車場 | 無料駐車場あり(普通車30台) ※気多神社の駐車場を利用 ほかに「ふれあいの杜駐車場」70台(大型バス可)あり |
| 最寄り駅 | ・JR氷見線「伏木」駅から徒歩約25分 ・能越自動車道「高岡北」ICから車で約15分 |
| 公式サイト | https://www.takaoka.or.jp/viewpoint/detail_3394.html (高岡観光ナビ/高岡市観光協会 氣多神社のページ) |
| 見どころ | ・大伴家持ゆかりの5か所の土を納めた御神体 ・隣接する越中国一宮・気多神社 ・二上山の東麓に広がる深い杜 ・越中国庁が置かれた伏木の地の歴史 ・万葉の時代をしのばせる静かな境内 |
地図
近隣の観光スポット
- 気多神社(越中国一宮。大伴神社に隣接する)(高岡市)
- 勝興寺(国宝の本堂と大広間を持つ浄土真宗の大寺)(高岡市)
- 越中国庁跡(勝興寺境内一帯が国庁跡とされる)(高岡市)
- 高岡市万葉歴史館(大伴家持と万葉集を伝える資料館)(高岡市)
- 二上山万葉ライン(富山湾と立山連峰を望む山道)(高岡市)
- 伏木気象資料館(日本最初の私立測候所の跡)(高岡市)
- 雨晴海岸(海越しの立山連峰で名高い景勝地)(高岡市)
- 瑞龍寺(国宝の仏殿・法堂・山門を持つ曹洞宗の名刹)(高岡市)
- 高岡大仏(日本三大仏のひとつに数えられる)(高岡市)
- 金屋町(鋳物師町の千本格子の町並み)(高岡市)


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