富山県立山町に鎮座する雄山神社は、霊峰立山を神体山とする、
北陸屈指の由緒を誇る古社です。
標高3,003mの頂上に位置する「峰本社」、中腹の「芦峅中宮(あしくらちゅうぐう)」、
そして麓の「岩峅前立社壇(いわくらまえだてしゃだん)」の三社で構成されています。
かつて「立山信仰」の拠点として、修験者や登拝者が命を懸けて祈りを捧げた聖地であり、
今もなお日本三霊山の一つとして崇められています。
前立社壇の社殿は室町時代に再建されたもので、国の重要文化財にも指定されており、
五間社流造(ごけんしゃながれづくり)の堂々たる姿は圧巻です。
【雄山神社の三社】
・峰本社(みねほんしゃ)
立山の主峰・雄山(標高3,003m)の山頂にあります。
夏季(7月〜9月頃)のみ開山され、登頂した参拝者がお祓いを受けることができます。
・中宮祈願殿(ちゅうぐうきがんでん)
立山山麓の芦峅寺(あしくらじ)に位置します。
かつて立山信仰の拠点として多くの宿坊が立ち並んでいた場所にあり、
杉木立に囲まれた静かな境内が特徴です。
・前立社壇(まえだてしゃだん)
常願寺川のほとり、岩峅寺(いわくらじ)に位置します。
三社の中で最も平野部に近く、初詣や七五三など、日常的な参拝で最も親しまれている社殿です。
- 越中国の一宮神社
- 三社一体の「立山信仰」の総本山で山頂・中腹・麓の三カ所に分かれた社殿がそれぞれ異なる役割を持っている
- 北陸最大級の規模を誇る本殿は、室町時代の建築様式を留める貴重な遺構
- 夏の間だけ開かれる山頂の峰本社では、神主によるお祓いを受けることができ、晴れた日には富士山や佐渡島まで見渡せる絶景が広がる
- 「芦峅中宮」はかつて女性が入山を許されなかった時代に祈りを捧げた場所で、樹齢数百年の杉並木が立ち並び、神秘的な静寂に包まれている
- 三社それぞれで異なる御朱印が授与されており、立山の雄大なパノラマと共に、三社巡りを楽しむ参拝者が多く訪れる
基本データ
| 名称 | 雄山神社(おやま じんじゃ) |
|---|---|
| 別名・愛称 | – |
| 社格 | 式内社(小) 越中国一宮 旧国幣小社 別表神社 |
| 御祭神 | 伊邪那岐神 (いざなぎのかみ) 天手力雄神 (あめのたぢからおのかみ) |
| 創建 | 大宝元年(西暦701年) |
| 例祭 | 4月8(春季) 11月3日(秋季) |
| 系列 | – |
施設情報
| 住所 | 【峰本社(みねほんしゃ)】 〒930-1406 富山県中新川郡立山町芦峅寺 【中宮祈願殿(ちゅうぐうきがんでん)】 〒930-1406 富山県中新川郡立山町芦峅寺2 【前立社壇(まえだてしゃだん)】 〒930-1368 富山県中新川郡立山町岩峅寺1番地 |
|---|---|
| TEL | 0764-83-1148 |
| 駐車場 | 無料駐車場あり(普通車100台) ※前立社壇の駐車場です。 |
| 最寄り駅 | 富山地方鉄道線「岩峅寺」駅 徒歩8分 ※前立社壇への最寄り駅です。 |
| 公式サイト | http://www.oyamajinja.org/minehonsha.htm |
| 見どころ | 【峰本社(みねほんしゃ)】 鳥居、神殿、授与所(社務所)、一等三角点「立山」、旧神殿 【中宮祈願殿(ちゅうぐうきがんでん)】 鳥居、西本殿(立山大宮)、東本殿(立山若宮)、別宮(立山開山堂)、立山開山御廟、石舞台、斎戒橋、合祭殿 【前立社壇(まえだてしゃだん)】 表鳥居、表神門、本殿、「立山の歌」の歌碑、旧斎館 |
地図
【峯本社】
【中宮祈願殿】
【前立社壇】
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