今熊野観音寺は、京都市東山区泉涌寺山内町に所在する真言宗泉涌寺派の寺院で、
皇室の菩提所「御寺」として知られる泉涌寺の塔頭寺院の一つです。
寺伝によれば、平安時代初期の天長年間(824~834年)に弘法大師空海が東山に庵を結び、
熊野権現の霊示を受けて自ら一尺八寸の十一面観世音菩薩像を刻んで本尊としたのが始まりとされます。
後白河法皇は当寺の本尊を篤く信仰され、永暦元年(1160年)に当寺を勅願寺と定め、
新那智山と号した熊野権現を祀ったと伝えられ、後白河法皇の頭痛平癒の霊験から
「頭の観音さん」として古くから信仰を集めています。
西国三十三所観音霊場の第15番札所、洛陽三十三所観音霊場第19番札所、
神仏霊場巡拝の道などの霊場札所となっており、年間を通じて多くの巡礼者が訪れます。
境内には子護大師像、医聖堂、五智の井(弘法大師ゆかりの井戸)、稲荷社など見どころが多く、
紅葉の名所としても知られ、特に晩秋には朱塗りの鳥居橋と紅葉のコントラストが美しい寺院です。
- 平安時代・天長年間(824~834年)の創建。弘法大師空海開基と伝わる古刹
- 本尊は弘法大師作と伝わる十一面観世音菩薩像(秘仏)
- 西国三十三所観音霊場 第15番札所、洛陽三十三所観音霊場 第19番札所
- 後白河法皇の頭痛平癒の霊験から「頭の観音さん」「ぼけ封じ」の信仰を集める
- 泉涌寺の塔頭寺院で、御寺・泉涌寺と合わせて参拝するのが定番
- 境内の朱塗りの「鳥居橋」と紅葉の景観が秋の絶景スポット
- 枕カバー型の御守「枕宝布」など、頭・首・脳の健康にご利益のある授与品が人気
- 子護大師像・医聖堂(医学に貢献した先賢を祀る平和塔)など見どころ多数
基本データ
| 名称 | 今熊野観音寺(いまくまのかんのんじ) |
|---|---|
| 別名・愛称 | 今熊野観音寺(いまくまのかんのんじ) |
| 正式名称 | 新那智山 観音寺(しんなちさん かんのんじ) |
| 山号 | 新那智山(しんなちさん) |
| 院号 | – |
| 宗派 | 真言宗泉涌寺派 |
| 寺格 | 泉涌寺塔頭 |
| 創建 | 大同年間(806年~810年) |
| 本尊 | 十一面観音(秘仏) |
| 開山 | 弘法大師 |
| 開基 | 嵯峨天皇(勅願) |
施設情報
| 住所 | 〒605-0977 京都府京都市東山区泉涌寺山内町32 |
|---|---|
| TEL | 075-561-5511 |
| 駐車場 | 無料駐車場あり(普通車20台) |
| 最寄り駅 | JR奈良線/京阪電車「東福寺」駅 徒歩約15分 |
| 公式サイト | https://www.kannon.jp/ |
| 見どころ | ・本堂・本尊十一面観世音菩薩(秘仏) ・朱塗りの鳥居橋と紅葉 ・子護大師像(子授け・子育てのご利益) ・医聖堂(多宝塔形式の平和塔) ・五智の井(弘法大師ゆかりの井戸) ・ぼけ封じ・頭痛平癒の御守「枕宝布」 |
地図
近隣の観光スポット
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