高知県高知市はりまや町に鎮座する高知八幡宮は、
南北朝時代の暦応年間に大高坂松王丸が大高坂城(現在の高知城)の鎮守として
石清水八幡宮から勧請したことを始まりとする古社です。
かつては城内に鎮座し、江戸時代には土佐藩主の直祭社として、
また城下の人々を守る産土神として「城内正八幡」の名で篤く崇敬されました。
明治4年に「氏子の中心地へ迎えたい」という庶民の切実な願いにより、
現在の地へ遷座されました。
境内には、全国的にも珍しい「住吉造」の様式を伝える本殿があり、
拝殿の天井には色鮮やかな奉納絵が並びます。
また、末社の「磐長姫神社」は悪縁を絶ち良縁を結ぶパワースポットとして、
さらに「釣船神社」は熱病退散や大漁祈願の神として知られています。
毎年11月の例大祭は、かつて「高知祭」と呼ばれ、城下中が賑わった歴史を今に伝えています。
市街地の喧騒の中にありながら、今もなお「山田町の八幡さま」として、
地域の人々の暮らしを静かに見守り続けています。
- 南北朝時代に大高坂城内に勧請されたのが始まりで、江戸時代には土佐藩主・山内家から「城内正八幡」として篤く崇敬されてきた
- 本殿は、大阪の住吉大社で知られる「住吉造」を簡略化した貴重な建築様式を伝えている
- 境内にある「磐長姫(いわながひめ)神社」は、悪縁を切り良縁を結ぶ神様として知られ、仕事や人間関係、病気との縁を切りたい参拝者が多く訪れる
- 末社の釣船神社は「きすご様(キスの魚)」と呼ばれ、熱病退散にご利益があるとされる
- 毎年11月に行われる例祭は、かつては城下全体が賑わう「高知祭」と呼ばれていた
基本データ
| 名称 | 高知八幡宮(こうち はちまんぐう) |
|---|---|
| 別名・愛称 | 山田の八幡様、山田八幡宮 |
| 社格 | 旧県社 |
| 御祭神 | 応神天皇 神功皇后 宗像三女神(多紀理比売命・市杵島比売命・多岐都比売命) |
| 創建 | 暦応年間(1338年〜1341年) |
| 例祭 | 11月24日 |
| 系列 | 八幡社 |
施設情報
| 住所 | 〒780-0822 高知県高知市はりまや町3丁目8−11 |
|---|---|
| TEL | 088-882-1449 |
| 駐車場 | 無料駐車場あり(普通車10台) |
| 最寄り駅 | ・JR土讃線「高知」駅 徒歩5分 ・とさでん交通路面電車「蓮池」電停 徒歩3分 |
| 公式サイト | https://www.kochi-hachimangu.com/ |
| 見どころ | 鳥居、拝殿、本殿、幣殿、瑞霊殿、供養碑、神馬 |
地図
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