徳島県阿波市に位置する普明山 熊谷寺は、
四国八十八ヶ所霊場の第八番札所として知られる真言宗の古刹です。
弘仁6年(815年)、弘法大師空海がこの地の谷間にて千手観音を刻み、
本尊として安置したのが始まりとされています。
最大の特徴は、四国霊場の中でも屈指の規模と美しさを誇る建造物群です。
特に、江戸時代初期に建立された仁王門は、徳島県下最大級の山門として
国の重要文化財に指定されており、その重厚な佇まいは訪れる者を圧倒します。
また、春には境内が桜や牡丹の花で埋め尽くされ、「花の寺」としても親しまれています。
境内は山門から本殿まで緩やかな坂道が続き、豊かな自然と調和した静謐な空気が漂います。
歴史的な建築美と四季折々の彩りが融合した、まさに「癒やしの聖地」と呼ぶにふさわしい名刹です。
- 四国八十八箇所霊場 第8番札所
- 1687年に再建された仁王門(山門)は、二層造りの壮大な構造で国の重要文化財に指定されており、四国霊場の門の中でもトップクラスの大きさを誇る
- 境内にそびえる「多宝塔」は安政年間に建立されたもので、県指定重要文化財に指定されている
- 春は参道から続く桜並木、初夏には色鮮やかな牡丹や紫陽花が境内を彩り「花の寺」としても有名
- 寺名はかつてこの地は深い谷(熊谷)であり、弘法大師が修行中に千手観音を拝んだという伝承からその名がついた
- お遍路の難所を越える前の「静寂の聖地」として知られる
基本データ
| 名称 | 普明山 熊谷寺(ふみょうざん くまだにじ) |
|---|---|
| 別名・愛称 | – |
| 正式名称 | 普明山 真光院 熊谷寺 (ふみょうざん しんこういん くまだにじ) |
| 山号 | 普明山(ふみょうざん) |
| 院号 | 真光院(しんこういん) |
| 宗派 | 高野山真言宗 |
| 寺格 | – |
| 創建 | 弘仁6年(815年) |
| 本尊 | 千手観世音菩薩 |
| 開山 | 空海(弘法大師) |
| 開基 | 空海(弘法大師) |
施設情報
| 住所 | 〒771-1506 徳島県阿波市土成町土成前田185 |
|---|---|
| TEL | 088-695-2065 |
| 駐車場 | 無料駐車場あり(普通車20台) |
| 最寄り駅 | JR徳島線「鴨島」駅 タクシーで20分 |
| 公式サイト | https://88shikokuhenro.jp/08kumataniji/ (四国八十八ヶ所霊場会サイト) |
| 見どころ | 仁王門(山門) ※徳島県最大級 鐘楼 仁王門附石碑 中門 本堂 大師堂 多宝塔 ※徳島県最古 |
地図
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