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[奈良県天川村] 天河大弁財天社(てんかわだいべんざいてんしゃ)

天河大弁財天社 大鳥居 奈良県
天河大弁財天社 大鳥居

天河大弁財天社は、奈良県吉野郡天川村坪内に鎮座する古社で、
正式には「大峯本宮天河大辨財天社」、通称「天河神社」と呼ばれます。

日本三大霊場である高野・吉野・熊野を結んだ三角形の中心に位置し、
日本三大弁財天の一つに数えられる、芸能・芸術・水の神様として広く信仰を集める霊地です。

社伝によれば、飛鳥時代に役行者(役小角)が
大峯山系最高峰・弥山に弥山大明神を祀ったことに始まります。
壬申の乱の際、大海人皇子(後の天武天皇)が戦勝を祈願していたところ、
天女(弥山大明神の化身)が現れて舞を舞い戦勝を祝福したことから、
その加護に報いて神殿を造営したのが当社の創祀と伝えられています。

主祭神は市杵島姫命(辨財天)で、神仏習合の形態を今も色濃く残し、
中央に弁財天、右に熊野権現(本地仏:阿弥陀如来)、左に吉野権現(蔵王権現)を祀ります。

能楽との関わりが深く、世阿弥も愛用したとされる「阿古父尉」の面をはじめ、
室町時代から江戸初期の能面31面・能装束30領が伝わる能楽史上貴重な神社で、
四季の大祭では神前で能の奉納が行われます。

「神様に呼ばれた人しか辿り着けない」とも言われる神秘的な聖地として、
古くより芸能・音楽関係者の参詣が絶えません。

  • 日本三大弁財天の一つに数えられる芸能・芸術・水の神様の本宮
  • 高野・吉野・熊野の三大霊場を結ぶ三角形の中心に位置する霊地
  • 飛鳥時代に役行者が弥山山頂に祀ったことに始まる修験道発祥ゆかりの古社
  • 天武天皇が天女の加護に報いて神殿を造営したのが起源
  • 主祭神は市杵島姫命(辨財天)、神仏習合の形態を今も色濃く残す
  • 能楽との関係が深く、室町期の能面31面・能装束30領を所蔵する能楽史上重要な神社
  • 神前での能の奉納が春・夏・秋の大祭で行われる
  • 独特の「五十鈴(いすず)」は天河神社のシンボル、特別な御守として頒布
  • 「神に呼ばれた人しか辿り着けない」とされる秘境のパワースポット
  • 御祈祷申込は2日前までに電話予約が必要(当日受付なし)
  • 奥宮は大峯山系最高峰・弥山山頂に鎮座(世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」)
  • 小説『天河伝説殺人事件』の舞台になった
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基本データ

名称 天河大弁財天社(てんかわだいべんざいてんしゃ)
別名・愛称 吉野熊野宮、天河神社(てんかわじんじゃ)
社格 郷社
御祭神 【中央】市杵島姫命(いちきしまひめのみこと/辨財天)
【右】熊野権現(本地仏:阿弥陀如来)
【左】吉野権現(蔵王権現)
創建 飛鳥時代
例祭 7月16日(宵宮)・7月17日(例大祭・夏季大祭)
系列 弁財天社

施設情報

住所 〒638-0321
奈良県吉野郡天川村坪内107
TEL 0747-63-0334
駐車場 無料駐車場あり(普通車30台)
最寄り駅 JR和歌山線、近鉄吉野線「吉野口」駅 タクシーで60分
公式サイト https://www.tenkawa-jinja.or.jp/
見どころ ・本殿・拝殿(神仏習合の社殿)
・能舞台と神楽殿(神前能の奉納の場)
・五十鈴(いすず・天河神社独自の御守)
・室町時代~江戸初期の能面31面・能装束30領(収蔵)
・松囃神事(1月1日の松囃子による神迎え)
・夏季大祭の能奉納(7月17日)
・七夕大祭・千年の灯(境内一円に灯される1300灯の供養燈花)
・奥宮 弥山神社(大峯山系最高峰・標高1895m、世界遺産)
・天然記念物オオヤマレンゲ(天女の花)

地図

近隣の観光スポット

  • みたらい渓谷(天川村):エメラルドグリーンの美しい水が流れる渓谷で、遊歩道や吊り橋が整備されています。
  • 洞川温泉郷(天川村):大峯山への登山口として栄えた、風情ある温泉街です。
  • 面不動鍾乳洞(天川村):関西最大級の鍾乳洞で、内部には神秘的な空間が広がっています。
  • 大峯山龍泉寺(天川村):修験道の根本道場で、洞窟の中にある龍の口から水が湧き出ています。
  • 大峯山寺(天川村):山上ヶ岳の山頂にあるお寺で、世界遺産にも登録されています。
  • ごろごろ水(天川村):名水百選に選ばれた湧き水で、自由に採水することができます。
  • 天の川温泉センター(天川村):木造の温かい雰囲気の日帰り温泉施設です。

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