大湊神社(おおみなとじんじゃ)は、
福井県坂井市三国町安島に鎮座する神社です。
日本海に浮かぶ小島「雄島(おしま)」に本社があり、
対岸の安島の集落には陸宮(りくのみや)が置かれています。
創建は白雉年間(650年~)の勧請と伝わり、
『延喜式』に名を載せる式内社です。
古くから航海と漁業の守り神として、
このあたりの漁師たちの厚い信仰を集めてきました。
社殿は一度焼失しましたが、
福井藩二代藩主の松平忠直公が、
武運長久と国家安全の祈願所として再建しました。
現在の本殿はそのときのものです。
御祭神は事代主神・少彦名神・彦太忍信命・石衝別命の四柱で、
あわせて「三保大明神」と称されます。
のちに大神宮の祭神である天照皇大神・伊邪那岐神・伊邪那美神と、
境内社であった八幡宮の応神天皇も合祀されました。
雄島は周囲およそ2キロメートルの小さな島です。
安島から島までは、長さ224メートルの朱塗りの橋が架かり、
歩いて渡ることができます。
橋を渡って大鳥居をくぐると78段の石段があり、
登りきったところに社殿が建っています。
境内からは東尋坊を一望でき、
島の南には柱状節理の崖がそびえます。
島全体が大湊神社の境内とされ、
一周すると40分ほどの遊歩道が巡っています。
毎年4月20日には、雄島祭(春季例大祭)が行われます。
海に出た家族の無事を祈った古い習わしに由来し、
女性が担ぐ乙女神輿と、男性が担ぐ船神輿が
一年に一度出会う場面が見どころです。
- 日本海に浮かぶ雄島に鎮座する式内社
- 創建は白雉年間(650年~)の勧請と伝わる
- 航海の安全と豊漁の守り神として信仰されてきた
- 現在の本殿は福井藩二代藩主・松平忠直公の再建によるもの
- 御祭神は事代主神ら四柱で「三保大明神」と称される
- のちに天照皇大神・応神天皇なども合祀された
- 対岸の安島集落には陸宮が置かれ、島と合わせて一つの境内をなす
- 安島から雄島へは長さ224メートルの朱塗りの橋を歩いて渡る
- 大鳥居をくぐった先の78段の石段を登ると社殿に着く
- 境内から東尋坊を一望でき、島を一周する遊歩道は約40分
- 4月20日の雄島祭では乙女神輿と船神輿が出会う
- 雄島は無人島のため、御朱印は橋の手前の社務所で受ける
基本データ
| 名称 | 大湊神社(おおみなとじんじゃ) |
|---|---|
| 別名・愛称 | 三保大明神 雄島の明神さま |
| 社格 | 式内社、旧郷社 |
| 御祭神 | 事代主神(ことしろぬしのかみ) 少彦名神(すくなひこなのかみ) 彦太忍信命(ひこふつおしのまことのみこと) 石衝別命(いわつくわけのみこと) 天照皇大神(あまてらすすめおおかみ) 伊邪那岐神(いざなぎのかみ) 伊邪那美神(いざなみのかみ) 応神天皇(おうじんてんのう) |
| 創建 | 伝 白雉年間(西暦650年~) |
| 例祭 | 4月20日 雄島祭(春季例大祭) |
| 系列 | – |
施設情報
| 住所 | 〒913-0064 福井県坂井市三国町安島 |
|---|---|
| TEL | 0776-81-2959 |
| 駐車場 | 無料駐車場あり(普通車30台収容) ※雄島へ架かる「雄島橋」の本州側手前にあります。 |
| 最寄り駅 | ・えちぜん鉄道「三国」駅から車で約15分 ・JR「芦原温泉」駅から車で約25分 ・京福バス「坂井駅」から松島シャトルバス(夢ヶ浜行き)で約20分 |
| 公式サイト | https://echizen-oshima.com/ |
| 見どころ | ・長さ224メートルの朱塗りの雄島橋 ・大鳥居から続く78段の石段 ・松平忠直公が再建した本殿 ・境内から望む東尋坊と柱状節理の崖 ・島を一周する約40分の遊歩道 ・4月20日の雄島祭(乙女神輿と船神輿) |
地図
近隣の観光スポット
- 雄島(大湊神社の鎮座する神の島。朱塗りの橋で渡れる)(坂井市)
- 東尋坊(柱状節理の断崖が連なる国の名勝)(坂井市)
- 越前松島水族館(体験型展示で知られる水族館)(坂井市)
- 三国湊きたまえ通り(北前船で栄えた湊町の町並み)(坂井市)
- 龍翔館(三国湊の歴史を伝える博物館)(坂井市)
- 丸岡城(現存天守を持つ国の重要文化財)(坂井市)
- 三国サンセットビーチ(夕日の美しい海水浴場)(坂井市)
- 越前松島(奇岩の点在する景勝地)(坂井市)
- 芦原温泉(関西の奥座敷と呼ばれる温泉地)(あわら市)
- 永平寺(曹洞宗の大本山)(永平寺町)


コメント