本願寺鹿児島別院は、鹿児島市東千石町にある浄土真宗本願寺派の別院です。
西本願寺(本願寺)の直属寺院にあたり、
地元では「西本願寺鹿児島別院」の名でも呼ばれています。
薩摩藩では、江戸時代を通じて浄土真宗(一向宗)が厳しく禁じられていました。
それでも信仰を捨てなかった人々は、
山中の洞窟や納屋にひそかに集まって念仏を称え続け、
その姿は「かくれ念仏」と呼ばれます。
禁制はおよそ300年に及びました。
明治9年(1876年)9月、鹿児島県参事から信教自由の布達が出されると、
本山・本願寺は直ちに開教に着手します。
ひと月と経たないうちに6名の開教使が鹿児島へ到着し、
明治11年(1878年)、現在の地に別院が建立されました。
長く隠れて守られてきた信仰が、ようやく表に出た瞬間でした。
以来およそ150年にわたり、鹿児島における浄土真宗の中心として、
法要や研修、地域の行事の場となってきました。
市電の天文館や朝日通からほど近い市街地にありながら、
一歩入れば静かに手を合わせられる場所です。
かくれ念仏の歴史を知って訪れると、
この別院が建てられた意味がいっそう深く感じられます。
- 浄土真宗本願寺派(西本願寺)の直属寺院である別院
- 薩摩藩では約300年にわたり浄土真宗が禁じられていた
- 禁制下でも信仰を守り続けた人々の姿は「かくれ念仏」と呼ばれる
- 明治9年(1876年)の信教自由の布達を機に開教が始まった
- 布達からひと月と経たず、6名の開教使が鹿児島へ入った
- 明治11年(1878年)に現在の地へ建立された
- 以来およそ150年、鹿児島の浄土真宗の中心を担ってきた
- 法要や研修、地域の行事の場として使われている
- 市電「天文館通」から徒歩約5分、「朝日通」から徒歩約3分
- 鹿児島中央駅からも車で10分ほどの市街地にある
- 天文館の繁華街に近く、市内観光と組み合わせやすい
- かくれ念仏の歴史を知って訪れると味わいが深まる
基本データ
| 名称 | 本願寺鹿児島別院(ほんがんじかごしまべついん) |
|---|---|
| 別名・愛称 | 西本願寺鹿児島別院 |
| 正式名称 | 本願寺鹿児島別院 |
| 山号 | – |
| 院号 | – |
| 宗派 | 浄土真宗本願寺派 |
| 寺格 | 別院(本願寺の直属寺院) |
| 創建 | 明治11年(1878年) |
| 本尊 | 阿弥陀如来 |
| 開山 | – |
| 開基 | – |
施設情報
| 住所 | 〒892-0842 鹿児島県鹿児島市東千石町21-38 |
|---|---|
| TEL | 099-222-0051 |
| 駐車場 | 境内駐車場(無料:普通車30台) 中央公園側入口駐車場(有料:普通車94台/20分100円) 城山駐車場(無料:普通車40台)※徒歩10分程離れています |
| 最寄り駅 | ・鹿児島市電「朝日通」電停から徒歩約3分 ・鹿児島市電「天文館通」電停から徒歩約5分 ・JR「鹿児島中央」駅から車で約10分 |
| 公式サイト | https://www.hongwanji-kagoshima.or.jp/ |
| 見どころ | ・鹿児島における浄土真宗開教の拠点としての歴史 ・かくれ念仏の歴史を伝える別院 ・市街地にありながら落ち着いた境内 ・年間を通じて営まれる法要や行事 |
地図
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