鴨都波神社(かもつばじんじゃ)は、奈良県御所市宮前町に鎮座し、
積羽八重事代主命を主祭神とする神社です。事代主神はもともと鴨氏一族が信仰していた神で、
当社は事代主神信仰の本源とされ、全国の加茂(鴨)社の根源にあたる社ともいわれています。
社伝では、第10代崇神天皇の時代に、大加茂都美命が
葛城邑の加茂の地で奉斎したのが始まりとされています。
古い社名は「鴨都味波八重事代主命神社」で、
「鴨の水端(みずは)の神」と解されています。
鎮座地は葛城川と柳田川が合流する水に恵まれた地で、
もとは水の神をお祀りしていたとする説もあります。
周辺は弥生時代中期の「鴨都波遺跡」として知られ、
古代からこの地で鴨氏が農耕の暮らしを営んでいたことがうかがえます。
主祭神は大神神社(桜井市)に祀られる大物主命の御子にあたることから、
当社は大神神社の別宮とも称されます。『延喜式』では明神大社に数えられ、
終戦までの旧社格は県社でした。
同じ御所市の高鴨神社に対して「下鴨社」と呼ばれてきました。
いちばん知られている行事は「ススキ提灯献灯行事」で、
平成12年3月に奈良県の無形民俗文化財に指定されています。
ススキ提灯は、竹の支柱に高張提灯10張を三段に組み、
先端に白幣を掲げたもので、稲穂が実った姿に由来すると伝わります。
夏祭(7月16日)と秋祭の宵宮に氏子の地区から奉納され、
県内でも最大級の献灯行事とされています。
- 主祭神は積羽八重事代主命。事代主神信仰の本源とされる
- 配神は下照比売命と建御名方命
- 社伝では崇神天皇の時代、葛城邑の加茂の地で奉斎されたのが始まり
- 古い社名は「鴨都味波八重事代主命神社」。「鴨の水端の神」と解される
- 大神神社に祀られる大物主命の御子を祀ることから、大神神社の別宮とも称される
- 『延喜式』の明神大社。終戦までの旧社格は県社
- 全国の加茂(鴨)社の根源とされる
- 御所市の高鴨神社に対して「下鴨社」と呼ばれる
- 境内の一帯は弥生時代中期の「鴨都波遺跡」
- 葛城川と柳田川の合流点に鎮座する
- ススキ提灯献灯行事は奈良県の無形民俗文化財(平成12年3月指定)
- ススキ提灯は竹の支柱に高張提灯10張を三段に組んだもの
- 夏祭は7月16日。秋祭はスポーツの日の前々日が宵宮、前日が本宮
- 秋祭の本宮では大神輿が渡御し、ごくまきが行われる
- 4月第1日曜の春祭では、役牛を先頭にした行列とお田植えがある
- 節分祭では厄除祈祷と茅の輪くぐり、獅子舞の奉納がある
- お問い合わせの受付時間は9時から18時
- JR・近鉄の御所駅から歩いて10分ほど
基本データ
| 名称 | 鴨都波神社(かもつばじんじゃ) |
|---|---|
| 別名・愛称 | 下鴨社 鴨都味波八重事代主命神社(古い社名) |
| 社格 | 式内社(明神大社) 旧県社 |
| 御祭神 | 積羽八重事代主命(つわやえのことしろぬしのみこと) 主祭神 下照比売命(したてるひめのみこと) 配神 建御名方命(たけみなかたのみこと) 配神 |
| 創建 | 崇神天皇の時代と伝わる(大加茂都美命が葛城邑の加茂の地で奉斎) |
| 例祭 | 夏祭(夏季大祭) 7月16日 秋祭(秋季大祭) スポーツの日の前々日が宵宮、前日が本宮 春祭 4月第1日曜日 新嘗祭 12月第1日曜日 |
| 系列 | 全国の加茂(鴨)社の根源とされる |
施設情報
| 住所 | 〒639-2271 奈良県御所市宮前町513 |
|---|---|
| TEL | 0745-62-2176(受付時間 9時〜18時) |
| 駐車場 | 無料駐車場あり(普通車30台) |
| 最寄り駅 | ・JR和歌山線「御所」駅 徒歩約10分 ・近鉄御所線「御所」駅 徒歩約10分 |
| 公式サイト | https://www.kamotsuba.com/ |
| 見どころ | ・ススキ提灯献灯行事(奈良県無形民俗文化財) ・秋祭の大神輿渡御 ・境内の一帯に広がる鴨都波遺跡 ・葛城川と柳田川の合流点という立地 ・節分祭の茅の輪くぐりと獅子舞 |
地図
近隣の観光スポット
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