八咫烏神社は、奈良県宇陀市榛原高塚に鎮座する古社で、
文献上、日本において初めて八咫烏を神として祀ったとされる神社です。
『続日本紀』には文武天皇の時代、慶雲2年(705年)に
「八咫烏社」を祭るとの記述があり、これが当社の創祀と伝えられています。
御祭神は建角身命(たけつぬみのみこと)で、『新撰姓氏録』によれば、
神武天皇が大和へ東遷する際に「八咫烏」に化身し、熊野の山中で道に迷い難渋する一行を大和へと導き、
皇軍の勝利に大きく貢献したと伝えられています。
このような神話的由緒から、古来より「導きの神」「軍神」として崇敬を集めてきました。
南北朝時代には後醍醐天皇の篤い信仰を受けて大いに栄えましたが、
南朝の衰退と度重なる戦禍により社は荒廃。
近世以降に再興され、現在も延喜式神名帳記載の式内社として奈良の山あいに静かに鎮まっています。
近年では、日本サッカー協会のシンボルマークが八咫烏であることから、
サッカー関係者やスポーツ選手の参拝も多く、
勝負事や人生の岐路における「導きの神」として、新たな信仰を集めています。
- 慶雲2年(705年)創祀、日本で初めて八咫烏を神として祀った神社
- 御祭神は神武東征を導いた建角身命(八咫烏の化身)
- 『続日本紀』に創祀の記録が残る式内社
- 古来「導きの神」「軍神」として崇敬される
- 南北朝時代には後醍醐天皇から篤い信仰を受けた
- 日本サッカー協会のシンボル八咫烏ゆかりの神社として有名
- スポーツ選手・受験生など勝負・岐路の祈願者が多く訪れる
- 境内には可愛らしい八咫烏のオブジェやモチーフが点在
基本データ
| 名称 | 八咫烏神社(やたがらすじんじゃ) |
|---|---|
| 別名・愛称 | 御導きの神 |
| 社格 | 式内社、旧村社 |
| 御祭神 | 建角身命(たけつぬみのみこと) |
| 創建 | 慶雲2年(西暦705年) |
| 例祭 | 11月3日(御例祭) |
| 系列 | – |
施設情報
| 住所 | 〒633-0234 奈良県宇陀市榛原高塚42 |
|---|---|
| TEL | – |
| 駐車場 | あり(無料) |
| 最寄り駅 | ・近鉄大阪線「榛原駅」南口より奈良交通バス「菟田野」行きで約10分、「高塚」バス停下車徒歩約3分 ・近鉄大阪線「榛原駅」より車で約10分 |
| 公式サイト | https://yatagarasujinja.net/ |
| 見どころ | ・参道や境内に点在する八咫烏のオブジェ・像 ・サッカー日本代表ゆかりの神社として人気のお守り・絵馬 ・「導きの神」としての御利益(人生の岐路・受験・勝負事) ・神武東征伝承の地としての歴史的雰囲気 ・静かな山里に鎮まる式内社の佇まい |
地図
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