成相寺は、京都府宮津市の成相山中腹に所在する真言宗系単立の寺院で、
日本三景の一つ「天橋立」を眼下に望む景勝地に立つ西国三十三所第28番札所として知られています。
寺伝によれば、慶雲元年(704年)に文武天皇の勅願により真応上人が開山したと伝えられ、
本尊は「身代わり観音」「美人観音」として信仰を集める聖観世音菩薩立像(重要文化財)です。
寺名の由来となる「願い事の成り合う(成相)寺」の伝承は、
雪に閉ざされた冬の籠堂で食を断たれた僧侶のもとに、本尊が鹿に姿を変えて現れ、
その身を以て僧侶の命を救ったという「身代わり観音」の縁起から来ているとされます。
境内には本堂のほか、五重塔(平成10年再建)、撞かずの鐘、底なし池、
左甚五郎作と伝わる「真向の龍」など多くの見どころがあり、
さらに山上展望所「弁天山展望台」からは天橋立を斜め上から見下ろす
「斜め一文字」の絶景が広がります。
長らく天台宗に属していましたが、現在は橋立真言宗を称する真言宗系単立寺院となっています。
- 慶雲元年(704年)創建。文武天皇の勅願により真応上人開山と伝わる古刹
- 西国三十三所観音霊場 第28番札所
- 本尊・聖観世音菩薩立像は重要文化財。「身代わり観音」「美人観音」として信仰される
- 「願い事の成り合う寺」が寺名の由来。縁結び・諸願成就に霊験
- 天橋立を眼下に望む景勝地に立つ。弁天山展望台からの「斜め一文字」が絶景
- 境内の左甚五郎作と伝わる「真向の龍」、撞かずの鐘、底なし池などの見どころ
- 傘松公園・天橋立ケーブルカー・登山バスを乗り継いで参拝するのが一般的
- マイカーは登山道(有料)で本堂近くまでアクセス可能
基本データ
| 名称 | 成相山 成相寺(なりあいさん なりあいじ) |
|---|---|
| 別名・愛称 | 身代わり観音、美人観音、橋立観音、成相観音 |
| 正式名称 | 成相山 成相寺(なりあいさん なりあいじ) |
| 山号 | 成相山(なりあいさん) |
| 院号 | – |
| 宗派 | 真言宗 |
| 寺格 | – |
| 創建 | 慶雲元年(704年) |
| 本尊 | 聖観世音菩薩 |
| 開山 | 真応上人(しんおうしょうにん) |
| 開基 | 文武天皇(勅願) |
施設情報
| 住所 | 〒629-2241 京都府宮津市成相寺339 |
|---|---|
| TEL | 0772-27-0018 |
| 駐車場 | 無料駐車場あり(普通車50台) 登山道通行料:普通車500円 |
| 最寄り駅 | 京都丹後鉄道「天橋立」駅 タクシーで20分 |
| 公式サイト | https://www.nariaiji.jp/ |
| 見どころ | ・本尊・聖観世音菩薩立像(重要文化財・身代わり観音) ・五重塔(平成10年再建) ・撞かずの鐘・底なし池 ・左甚五郎作と伝わる「真向の龍」 ・弁天山展望台からの天橋立「斜め一文字」の絶景 ・鉄湯舟(鎌倉時代・重要文化財) |
地図
近隣の観光スポット
- 天橋立(日本三景・全長約3.6kmの砂州)(宮津市)
- 傘松公園(天橋立を「斜め一文字」に望む展望台・股のぞき発祥地)(宮津市)
- 天橋立ビューランド(南側から「飛龍観」を望む展望地)(宮津市)
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- 元伊勢籠神社(丹後国一宮・天橋立の北側に鎮座)(宮津市)
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- 旧三上家住宅(重要文化財・廻船業で栄えた商家)(宮津市)
- 宮津カトリック教会(現役最古級の木造教会建築)(宮津市)
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