中国・四国地方

香川県

[香川県三豊市] 剣五山 弥谷寺(けんござん いやだにじ)

四国八十八ヶ所霊場の第71番札所である弥谷寺は、古くから「霊山」として信仰を集める、修行と先祖供養の聖地です。山門から本堂までは約540段の急な石段が続き、その道のりの岩壁には無数の磨崖仏が刻まれており、独特の幽玄で厳かな空気が漂います。最...
徳島県

[徳島県吉野川市] 金剛山 藤井寺(こんごうざん ふじいでら)

徳島県吉野川市にある藤井寺は、四国八十八箇所霊場の第十一番札所です。宗派は臨済宗妙心寺派で、本尊は弘法大師(空海)作と伝わる国の重要文化財「薬師如来像」で、厄除け薬師として信仰を集めています。弘仁6年(815年)に弘法大師が42歳の厄年を祓...
高知県

[高知県高知市] よさこい稲荷神社(よさこい いなりじんじゃ)

高知市中心部の「高知大神宮」境内に鎮座するよさこい稲荷神社は、土佐の夏の風物詩であるよさこい祭りと深い縁を持つ神社です。もともとは商売繁盛や立身出世の神様として信仰されてきましたが、現在では「よさこい節」の一節に登場する「お馬」と「純信」の...
愛媛県

[愛媛県今治市] 金輪山 泰山寺(きんりんざん たいさんじ)

愛媛県今治市に位置する泰山寺は、四国八十八ヶ所霊場の第五十六番札所です。大同2年(807年)に弘法大師(空海)が、金輪王(こんりんおう)の出現を感じて開創したと伝えられています。ご本尊は、弘法大師が自ら刻まれたとされる十一面観世音菩薩で、古...
鳥取県

[鳥取県米子市/大山町] 大神山神社(おおがみやま じんじゃ)

鳥取県の名峰・大山に鎮座する大神山神社は、古くから山岳信仰の修験場として栄え、「大いなる神の山」という意味を持つ古社です。 麓にある「本社」と、標高約900mの山腹にある「奥宮」の二社から成り立っています。 特に奥宮へと続く参道は、自然石を...
島根県

[島根県松江市] 月照寺(げっしょうじ)

月照寺は、松江藩主・松平家の菩提寺として知られる浄土宗の名刹です。松江城の西側に位置し、初代藩主・松平直政公から九代斉貴公までの歴代藩主の廟所(墓所)が厳かに並んでおり、その墓所全体が国の史跡に指定されています。この寺院の最大の特徴の一つは...
香川県

[香川県宇多津町] 仏光山 郷照寺(ぶっこうざん ごうしょうじ)

香川県宇多津町にある仏光山 郷照寺は、四国八十八ヶ所霊場第78番札所です。神亀2年(725年)に行基菩薩によって開創されたと伝わる古寺で、本尊は阿弥陀如来です。後に弘法大師空海が訪れ、自らの像を刻んで厄除けの誓願をされたことから、「厄除けう...
愛媛県

[愛媛県松山市] 清滝山 西林寺(せいりゅうざん さいりんじ)

清滝山 西林寺は愛媛県松山市にある真言宗豊山派の寺院で、四国八十八箇所霊場の第四十八番札所です。天平13年(741年)に聖武天皇の勅願により行基が開山したのが起源とされ、その後、大同2年(807年)に弘法大師(空海)が巡錫し、現在の地に移し...
徳島県

[徳島県阿波市] 正覚山 法輪寺(しょうかくざん ほうりんじ)

正覚山 法輪寺は、徳島県阿波市に位置する、由緒ある寺院です。高野山真言宗の寺院で、四国八十八ヶ所霊場の第9番札所として、多くのお遍路さんが訪れます。弘法大師(空海)が、この地で護摩を焚き、厄除けの祈願を行ったと伝えられています。本尊は涅槃釈...
島根県

[島根県安来市] 安来清水寺(やすぎ きよみずでら)

島根県安来市にある安来清水寺は、西国三十三所観音霊場を模した「中国観音霊場」の第28番札所として知られる古刹です。創建は奈良時代と伝わり、千手観音を本尊として信仰を集めています。境内は安来市郊外の山あいに位置し、静かな自然に包まれた環境が魅...