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七福神(しちふくじん)

七福神
七福神

七福神は、恵比寿天、大黒天、弁財天、毘沙門天、福禄寿、寿老人、布袋尊の7つの神様の総称で、
縁起の良い神様として室町時代に商人の間で流行したことが始まりと伝わります。

七福神

恵比寿天(えびすてん)

七福神(恵比寿)

日本神話のイザナギとイザナミの子である「ヒルコ」が起源とされます。
左手に鯛を抱えて右手に釣竿を持つ姿から、大漁や商売繁盛のご利益があるとされます。

【恵比寿天を祀る主要寺社】
京都ゑびす神社(京都市東山区)
西宮神社(兵庫県西宮市)
今宮戎神社(大阪市浪速区)
・十日恵比須神社(福岡県福岡市博多区)
・宝田神社(東京都中央区)

大黒天(だいこくてん)

七福神(大黒天)

インド神話に登場する創造と破壊を司る「シヴァ神」と日本神話の「オオクニヌシ」が起源とされます。
頭巾と財宝が入った袋、打ち出の小槌を持ち、米俵に乗っているのがシンボルで、五穀豊穣・商売繁盛・開運のご利益があるとされます。

【大黒天を祀る主要寺社】
・松ヶ崎大黒天(京都市左京区)
・大黒寺(大阪府羽曳野市)
浅草寺(東京都台東区)
四天王寺(大阪府大阪市)

弁財天(べんざいてん)

七福神(弁財天)

七福神の中で唯一の女神で、インド神話の女神、仏教の吉祥天、日本神話のイチキシマヒメが起源とされます。
琵琶を弾く姿がシンボルで、諸芸上達・学問成就・財運・美人祈願のご利益があるとされます。

【弁財天を祀る主要寺社】
六波羅蜜寺(京都市東山区)
水天宮(東京都中央区)

毘沙門天(びしゃもんてん)

七福神(毘沙門天)

古代インド・ヒンドゥー教の富と財宝の神様です。
甲冑を身にまとい槍と宝塔を持つ勇ましい姿がシンボルで、財運や勝負運のご利益があるとされます。

【毘沙門天を祀る主要寺社】
東寺(京都市南区)
毘沙門堂(京都市山科区)

福禄寿(ふくろくじゅ)

七福神(福禄寿)

中国の仙人が由来の福の神様です。
長い頭や白い髭が特徴で、長寿の象徴である鶴や亀を従えているのがシンボルです。子孫繁栄、財運招福、健康長寿などのご利益があるとされます。寿老人と同じ神様が起源であるとも言われます。

【福禄寿を祀る主要寺社】
・赤山禅院(京都市左京区)
・小網神社(東京都中央区)

寿老人(じゅろうじん)

七福神(寿老人)

中国の道教が由来の南極星の神様です。
長い頭と白い髭が特徴で、手に持った巻物をつけた杖と桃、鹿を従えているのがポイントです。
不老長寿・諸病平癒のご利益があるとされます。

【寿老人を祀る主要寺社】
・革堂行願寺(京都市中京区)
・鷲神社(東京都台東区)
・長安寺(東京都台東区)
・深川神明宮(東京都江東区)

布袋尊(ほていそん)

七福神(布袋)

中国に実在したお坊さんがモデルとなっています。
大きな宝袋を持ち笑顔が特徴的です。
福徳円満・笑門来福の御利益があるとされます。

【布袋尊を祀る主要寺社】
・萬福寺(京都府宇治市)
・茶ノ木神社(東京都中央区)

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