開口神社(あぐちじんじゃ)は、大阪府堺市堺区甲斐町東に鎮座する古社で、
地元では「大寺さん(おおてらさん)」の愛称で親しまれています。
社伝では、神功皇后が三韓征伐からの帰途、この地に塩土老翁神を祀るべしとの
神託を受けて創建されたと伝えられます。
奈良時代の天平16年(744年)には行基が境内に密乗山念仏寺を建立し、
神仏習合の形で発展を遂げました。
平安時代には空海の影響で真言宗の道場となり、平安末期の天永4年(1113年)には
近隣の素盞嗚神と生国魂神を合祀して「開口三村大明神」と称されるようになりました。
以来、堺の総氏神として長きにわたって地域の信仰を集めてきました。
境内には重要文化財の「大寺縁起絵巻」「伏見天皇宸翰御歌集」「短刀銘吉光」が伝わり、
与謝野晶子の歌碑や古井戸「金龍井」も残る歴史深い神社です。
- 堺の総氏神「大寺さん」として知られ、長年にわたって地域の信仰の中心を担ってきた古社
- 神功皇后の時代に創建されたと伝わり、奈良時代には行基が境内に念仏寺を建立
- 平安末期(1113年)に近隣三村の神を合祀し「開口三村大明神」と称される
- 重要文化財として「大寺縁起絵巻」「伏見天皇宸翰御歌集」「短刀銘吉光」を所蔵
- 毎年9月に行われる「八朔祭(はっさくさい)」は堺最古のふとん太鼓が奉納される祭礼
- 境内に全国でも珍しい歯の神様「白一龍神社」が鎮座する
- 「金龍井」と呼ばれる古い井戸と、与謝野晶子の歌碑が境内に残る
- 安産・婚礼・開運厄除のご利益で知られ、多くの参拝者が訪れる
基本データ
| 名称 | 開口神社(あぐち じんじゃ) |
|---|---|
| 別名・愛称 | 密乘山念佛寺、大寺、大寺さん(おおてらさん) |
| 社格 | 式内社(小) 旧府社 |
| 御祭神 | 塩土老翁神(しおつちのおじのかみ) 素盞嗚神(すさのおのかみ) 生国魂神(いくたまのかみ) |
| 創建 | 天平18年(746) |
| 例祭 | 9月12日に近い金~日曜日(八朔祭) |
| 系列 | – |
施設情報
| 住所 | 〒590-0953 大阪府堺市堺区甲斐町東2丁1−29 |
|---|---|
| TEL | 072-221-0171 |
| 駐車場 | 無料駐車場あり(普通車20台) |
| 最寄り駅 | ・阪堺電気軌道阪堺線「大小路駅」または「宿院駅」より徒歩約5分 ・南海本線「堺駅」または南海高野線「堺東駅」より南海バス「大寺北門山之口前」下車 徒歩3分 |
| 公式サイト | https://aguchi.jp/ |
| 見どころ | ・重要文化財「大寺縁起絵巻」「伏見天皇宸翰御歌集」「短刀銘吉光」 ・堺最古のふとん太鼓が奉納される八朔祭(毎年9月) ・全国でも珍しい歯の神様「白一龍神社」 ・古井戸「金龍井」と与謝野晶子の歌碑 |
地図
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