水神社は、秋田県大仙市豊川に鎮座する神社で、
秋田県内で唯一の国宝である「線刻千手観音等鏡像」を御神体として
所蔵していることで全国的に知られています。
江戸時代の延宝5年(1677年)、地元の豪農であった草彅理左衛門が
用水路(新堰)の開削工事を行っていた際、地中から一面の古鏡を発見しました。
このことを当時の秋田藩主に報告したところ、堰の守護神として祀るよう命じられ、
お堂を建立したのが創祀と伝えられています。
明治初期の神仏分離令までは「観音堂」と称されていましたが、
その後の神仏分離に伴い「水神社」へと改称され、現在に至っています。
神社はのどかな田園地帯の一角にある鬱蒼とした鎮守の森に囲まれており、
境内には大仙市の天然記念物に指定されている杉の巨木が立ち並ぶなど、
神秘的で厳かな雰囲気が漂っています。
- 秋田県内で唯一となる国宝「線刻千手観音等鏡像」を御神体として所蔵する極めて貴重な社
- 江戸時代(延宝5年)の用水路開削工事中に発見された古鏡を、堰の守護神として祀ったのが始まり
- 明治の神仏分離令までは「観音堂」として地域の人々から親しまれていた
- 国宝の御神体は、毎年8月17日の例大祭の日にのみ一般に向けて御開帳される
- 大仙市の天然記念物に指定されている杉の巨木があり、静かで神秘的な鎮守の森を形成している
- 大仙市中仙市民会館「ドンパル」では、国宝の精巧なレプリカが常設展示されている
- 御祭神には水の神である水波能売命を祀り、農業用水の守り神として信仰を集める
基本データ
| 名称 | 水神社(すいじんじゃ) |
|---|---|
| 別名・愛称 | 観音堂、中仙の水神社 |
| 社格 | 旧村社 |
| 御祭神 | 水波能売命(みずはのめのみこと) |
| 創建 | 延宝5年(西暦1677年)頃 |
| 例祭 | 8月17日(秋季例大祭) |
| 系列 | 水神社系列 |
施設情報
| 住所 | 〒014-0711 秋田県大仙市豊川字観音堂57 |
|---|---|
| TEL | 0187-53-2640 |
| 駐車場 | 無料駐車場あり(普通車20台) |
| 最寄り駅 | JR田沢湖線「羽後長野駅」より車・タクシーで約10分 |
| 公式サイト | https://akita-jinjacho.sakura.ne.jp/tatsujin_etc/kennsaku/daisen_senboku/16_sui.html (秋田県神社庁) |
| 見どころ | ・秋田県内唯一の国宝「線刻千手観音等鏡像」を祀る歴史ある社 ・毎年8月17日の例大祭にのみ行われる貴重な御開帳 ・市の天然記念物の杉の木をはじめ、木々に囲まれた神秘的な境内 |
地図
近隣の観光スポット
- 旧池田氏庭園(国指定名勝で東北三大地主の一つである池田氏が築いた近代日本庭園)(大仙市)
- 中仙市民会館 ドンパル(水神社の国宝「線刻千手観音等鏡像」の精巧なレプリカを展示する施設)(大仙市)
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