星谷寺は、神奈川県座間市入谷西にある
真言宗大覚寺派の寺院です。寺伝によれば、
奈良時代の聖武天皇の御代(天平年間)、
諸国を巡り教化を行っていた行基菩薩がこの地を訪れた際、
金色の光が星のように山谷に輝くのを見て、
自ら聖観世音菩薩の像を彫刻し、堂宇を営んで
「星の谷観音堂」として創建したと伝えられています。
鎌倉時代初期の嘉禄3年(1227年)には
当寺の梵鐘が鋳造されました。銘文に刻まれた
「源朝臣信綱」は近江国の武将・佐々木信綱とされ、
相模国の武将・渋谷重国と親交を結び、
約20年にわたり相模国に滞在したという
歴史的背景が伝わっています。
江戸時代には天正19年(1591年)、
徳川家康より寺領2石の朱印状を拝領したと伝わり、
坂東三十三観音霊場第8番札所として、
古くから多くの巡礼者・崇敬者を集めてきました。
星谷寺には古くから「星谷寺の七不思議」という
言い伝えが残り、中でも国指定重要文化財の梵鐘は、
通常2箇所ある撞座が1箇所しかない特異な形状で、
江戸時代から「日本三奇鐘」の一つとして知られています。
- 坂東三十三観音霊場第8番札所で、通称「星の谷観音」として親しまれる
- 国指定重要文化財「嘉禄三年紀梵鐘」(1227年鋳造)は撞座が1箇所しかない全国的にも珍しい鐘で「日本三奇鐘」の一つ
- 「星谷寺の七不思議」が伝わる(星の井戸、咲き分け散り椿、観音草、不断桜など)
- 境内入口には仁王像、境内には座間市指定重要文化財の宝篋印塔がある
- 小田急小田原線「座間駅」から徒歩約5分と好アクセス
- 近隣の県立座間谷戸山公園(徒歩約9分)は縄文時代からの里山を保全する自然公園
- 座間市は市の花「ヒマワリ」で知られ、夏には市内で大規模なひまわり畑が見頃を迎える
基本データ
| 名称 | 星谷寺(しょうこくじ) |
|---|---|
| 別名・愛称 | 星の谷観音 |
| 正式名称 | 妙法山持宝院星谷寺 |
| 山号 | 妙法山 |
| 院号 | 持宝院 |
| 宗派 | 真言宗大覚寺派 |
| 寺格 | – |
| 創建 | 伝・天平年間(西暦729~749年ごろ) |
| 本尊 | 聖観世音菩薩 |
| 開山 | 行基 |
| 開基 | 行基 |
施設情報
| 住所 | 〒252-0029 神奈川県座間市入谷西3-12-22 |
|---|---|
| TEL | 046-251-2266 |
| 駐車場 | あり(台数不明) |
| 最寄り駅 | 小田急小田原線「座間駅」より徒歩約5分 |
| 公式サイト | https://www.pref.kanagawa.jp/docs/u5r/cnt/f550/tabi-005.html (神奈川県観光ポータル「旅たび相模」) |
| 見どころ | ・嘉禄三年紀梵鐘(国指定重要文化財) ・仁王像 ・観音堂・本堂 ・宝篋印塔(座間市指定重要文化財) |
地図
近隣の観光スポット
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