宇奈岐日女神社(うなぐひめじんじゃ)は、
大分県由布市湯布院町川上に鎮座する神社です。
「うなぎひめじんじゃ」とも読まれます。
延喜式神名帳に載る式内社で、
旧社格は県社です。
御祭神は国常立尊をはじめとする六柱。
六柱を祀ることから、
別称を「六所宮(ろくしょぐう)」といいます。
「木綿神社」「木綿山神社」の通称もあります。
社伝によると、
創祀は人皇第十二代 景行天皇の御宇十二年の冬十月。
景行天皇が速津媛に迎えられ、
土蜘蛛を討伐したときのことです。
この地の「二株一幹之霊杉」をご覧になり、
皇祖霊と崇めて天神地祇皇祖を祀った社だと伝わります。
国史に初めて見えるのは嘉祥2年(849年)。
従五位下の神階に叙せられたという記述です。
元慶7年(883年)には正五位下に昇りました。
社名の「宇奈岐日女」には、
おもしろい説があります。
由布院は弥生時代以来の遺跡をもつ沼地でした。
土地の開墾は水との戦いの連続で、
人びとは治水に頭を悩ませていました。
そこで「鰻(うなぎ)」を沢沼の精霊として祀ったことが、
「宇奈岐日女」の名のもとではないか、というのです。
由布院の湯の町の成り立ちを、
足元から教えてくれる社です。
境内は杉の木立にかこまれ、
温泉街のにぎわいから一歩入ると静かになります。
「辻馬車」の停留所にもなっているので、
湯布院の観光でめぐりやすい場所です。
JR久大本線の由布院駅から歩いて15分ほど。
駐車場があり、身障者用の駐車場もあります。
- 延喜式神名帳に載る式内社。旧社格は県社
- 御祭神は国常立尊をはじめとする六柱
- 六柱を祀ることから別称を「六所宮」という
- 「木綿神社」「木綿山神社」の通称もある
- 社伝では景行天皇の御宇十二年の冬十月の創祀と伝わる
- 景行天皇が「二株一幹之霊杉」を見て皇祖霊と崇め祀った社と伝わる
- 嘉祥2年(849年)に従五位下、元慶7年(883年)に正五位下に叙せられた
- 由布院はもと弥生時代以来の遺跡をもつ沼地だった
- 治水に苦しんだ人びとが「鰻」を沢沼の精霊として祀ったのが社名のもとという説がある
- 境内は杉の木立にかこまれ、温泉街のにぎわいから一歩入ると静か
- 観光辻馬車の停留所にもなっている
- JR久大本線「由布院」駅から徒歩15分ほど
- 駐車場があり、身障者用の駐車場も用意されている
基本データ
| 名称 | 宇奈岐日女神社(うなぐひめじんじゃ) |
|---|---|
| 別名・愛称 | 六所宮(ろくしょぐう) 木綿神社 木綿山神社 |
| 社格 | 式内社 旧県社 |
| 御祭神 | 国常立尊(くにのとこたちのみこと)をはじめとする六柱 |
| 創建 | 景行天皇の御宇十二年 冬十月(社伝) |
| 例祭 | 毎年9月23日 |
| 系列 | – |
施設情報
| 住所 | 〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上2220 |
|---|---|
| TEL | 0977-84-3200 |
| 駐車場 | あり(身障者用駐車場もあり) |
| 最寄り駅 | ・JR久大本線「由布院」駅から徒歩約15分 ・観光辻馬車の停留所あり |
| 公式サイト | https://www.visit-oita.jp/spots/detail/4384 (大分県観光情報公式サイト) |
| 見どころ | ・六柱を祀る「六所宮」としての由緒 ・杉の木立にかこまれた静かな境内 ・由布院の治水の歴史を伝える社名 ・景行天皇の霊杉の伝承 ・辻馬車の停留所から続く参道 |
地図
近隣の観光スポット
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