筑紫神社は、福岡県筑紫野市原田に鎮座する古社で、
延喜式神名帳に「筑紫神社 名神大」と記載された式内名神大社、旧県社の格式高い神社です。
奈良時代以前から鎮座する筑紫地区で最も古い神社で、
「筑紫」「筑前」「筑後」の地名の由来となった「筑紫の神」を祀ります。
奈良時代の『筑後国風土記』逸文によれば、
筑前と筑後の境となる山に荒ぶる神がおり、峠を往き交う人を多く取り殺していたことから、
この神を祀って「筑紫の神」と呼ぶようになったと伝えられ、
往来の安全を願う交通安全の神として古来より崇敬を集めてきました。
国史への初見は『日本三代実録』貞観元年(859年)に従四位下の神階奉授を受けた記事で、
元慶3年(879年)には従四位上に昇叙されています。
御祭神は、筑紫の神(筑紫の国魂・平和と交通安全の神)を主神とし、
坂上田村麻呂(武神・勝負の神)、玉依姫命(縁結び・子孫繁栄の神)を併せ祀ります。
毎年3月15日に行われる古式神事「粥卜祭(かゆうらさい)」は、
桶に小豆粥を炊き、その粥の様相からその年の農作物の豊凶を占う神事で、
1100年以上続く伝統行事として知られています。
毎年7月の「およど(夏祭り)」では露店やコンサートで賑わい、
夏越の祓の茅の輪くぐりも斎行されます。
- 延喜式神名帳に「筑紫神社 名神大」と記載された式内名神大社・旧県社
- 奈良時代以前創建の筑紫野市内で最古の歴史を持つ神社
- 「筑紫」「筑前」「筑後」の地名の由来となった「筑紫の神」を祀る
- 主祭神は筑紫の神(国魂神)、相殿に坂上田村麻呂・玉依姫命
- 平和・交通安全・勝負・縁結び・子孫繁栄のご利益
- 『筑後国風土記』逸文に「筑紫の神」の創祀伝承が記される
- 『三代実録』貞観元年(859年)に従四位下を授位された国史見在社
- 3月15日の「粥卜祭(かゆうら祭)」は1100年以上続く農作物占いの神事
- 7月18・19日の「およど(夏祭り)」は露店とコンサートで賑わう
- JR鹿児島本線「原田駅」より徒歩約8分の好アクセス
基本データ
| 名称 | 筑紫神社(ちくしじんじゃ) |
|---|---|
| 別名・愛称 | – |
| 社格 | 式内社(名神大)、旧県社 |
| 御祭神 | 筑紫の神(つくしのかみ/筑紫国魂) 坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ) 玉依姫命(たまよりひめのみこと) |
| 創建 | 不詳(奈良時代以前) |
| 例祭 | 3月15日(粥卜祭) 7月18日・19日(およど/夏祭り) |
| 系列 | 国魂信仰 |
施設情報
| 住所 | 〒818-0024 福岡県筑紫野市原田2550 |
|---|---|
| TEL | 092-926-5443 |
| 駐車場 | あり(無料) |
| 最寄り駅 | ・JR鹿児島本線「原田駅」より徒歩約8分 ・九州自動車道「筑紫野IC」より車で約10分(約3.1km) |
| 公式サイト | https://www.crossroadfukuoka.jp/spot/12545 (福岡県観光連盟「クロスロードふくおか」紹介ページ) |
| 見どころ | ・本殿・拝殿の佇まい ・粥卜祭(3月15日・1100年以上続く農作物占いの神事) ・およど(夏祭り/7月18日・19日)の露店と神賑行事 ・夏越の祓・茅の輪くぐり(6月末~7月) ・「筑紫」地名発祥の歴史を伝える境内 ・参道の杉並木と神域の雰囲気 ・限定御朱印(およど期間など) |
地図
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