萬徳寺は、福井県小浜市金屋にある高野山真言宗の寺院で、
山号を延宝山(えんぽうざん)といい、国指定名勝の枯山水庭園で知られています。
前身は天台宗の極楽寺で、室町時代の応安年間(1368〜1374年)、
安芸国円明寺の覚応法印がこの地を訪れ、真言宗に改めて正照院(正照寺)と称したと伝わります。
戦国時代の天文13年(1544年)には若狭の領主・武田氏の祈願所となり、
罪人も駆け込めば助かるという若狭唯一の「駆け込み寺」として公許されました。
慶長7年(1602年)に寺号を萬徳寺と改め、
延宝5年(1677年)に小浜藩主・酒井氏の命で現在の山麓に移されました。
本尊は極楽寺以来の木造阿弥陀如来坐像(平安初期・国指定重要文化財)です。
本堂南西の斜面を活かした枯山水庭園は、背後の大山モミジを借景とし、
5月〜6月のつつじ、10月下旬〜11月中旬の紅葉が白砂と山の緑に美しく映えます。
- 応安年間(1368〜1374年)に天台宗極楽寺を真言宗に改めたのが起源とされる古刹
- 山号は延宝山、高野山真言宗の寺院で、本尊は平安初期の木造阿弥陀如来坐像
- 本尊阿弥陀如来坐像(像高141.5cm)は国指定重要文化財
- 江戸初期作庭の枯山水庭園は国指定名勝で、本尊石を中心に配した蓬莱式の名園
- 背後の大山モミジ(ヤマモミジ)を借景とし、紅葉の名所として知られる
- 天文13年(1544年)に武田氏の祈願所となり、若狭唯一の「駆け込み寺」として公許された
- 絹本著色不動明王三童子像など、複数の国指定重要文化財の絵画を所蔵する
- 「小浜八ヶ寺巡り」の札所のひとつに数えられる
基本データ
| 名称 | 萬徳寺(まんとくじ) |
|---|---|
| 別名・愛称 | – |
| 正式名称 | 延宝山 萬徳寺 |
| 山号 | 延宝山(えんぽうざん) |
| 院号 | – |
| 宗派 | 高野山真言宗 |
| 寺格 | – |
| 創建 | 応安年間(西暦1368〜1374年)に真言宗へ改宗 慶長7年(西暦1602年)に萬徳寺と改称 |
| 本尊 | 阿弥陀如来(木造阿弥陀如来坐像・国指定重要文化財) |
| 開山 | 覚応法印(かくおうほういん) |
| 開基 | – |
施設情報
| 住所 | 〒917-0242 福井県小浜市金屋74-23 |
|---|---|
| TEL | 0770-56-2308 |
| 駐車場 | あり |
| 最寄り駅 | ・JR小浜線「東小浜駅」より約1.5km(駅にレンタサイクル・電動自転車あり) ・舞鶴若狭自動車道「小浜IC」より車で約15分 |
| 公式サイト | https://www1.city.obama.fukui.jp/kanko-bunka/jisha-shiseki/99.html (小浜市公式ホームページ 萬徳寺紹介ページ) |
| 見どころ | ・国指定名勝の枯山水庭園 ・大山モミジを借景とした紅葉(10月下旬〜11月中旬) ・本尊 木造阿弥陀如来坐像(国指定重要文化財) ・つつじ(5月〜6月) |
地図
近隣の観光スポット
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