福生寺は、岡山県備前市大内の大滝山の山中にある高野山真言宗の寺院で、
山号を大滝山(おおたきさん)、本尊に十一面千手観音菩薩をお祀りしています。
寺伝によれば、天平勝宝6年(754年)に鑑真和上によって創建されたと伝えられ、
平安時代初期には『類聚国史』に法隆寺や唐招提寺と並んで記される古刹でした。
万寿元年(1024年)の大火で焼失したのち、
足利尊氏の発願によって観応年間(1350〜1352年)に再興されました。
康正年間(1455〜1457年)の赤松氏と山名氏の争いにより、
山門と三重塔を除く伽藍は戦火で焼亡しましたが、
嘉吉元年(1441年)建立の三重塔は現存し、国の重要文化財に指定されています。
現在は実相院・福寿院・西法院の三院が寺を護持しており、
西法院は「あじさい寺」としても親しまれています。
山内へは登山道が整備され、緑豊かな自然の中に古刹の佇まいを伝えています。
- 大滝山の山中に伽藍を構える高野山真言宗の古刹
- 本尊は十一面千手観音菩薩
- 天平勝宝6年(754年)に鑑真和上が創建したと伝わる
- 平安初期には『類聚国史』に名だたる大寺と並び記された
- 足利尊氏の発願により観応年間に再興された
- 嘉吉元年(1441年)建立の三重塔は国指定重要文化財
- 実相院・福寿院・西法院の三院が寺を護持する
- 西法院は「あじさい寺」として親しまれる
基本データ
| 名称 | 福生寺(ふくしょうじ) |
|---|---|
| 別名・愛称 | 大滝山福生寺(おおたきさんふくしょうじ) |
| 正式名称 | 大滝山 福生寺 |
| 山号 | 大滝山(おおたきさん) |
| 院号 | -(実相院・福寿院・西法院の三院が護持) |
| 宗派 | 高野山真言宗 |
| 寺格 | – |
| 創建 | 天平勝宝6年(西暦754年) |
| 本尊 | 十一面千手観音菩薩(三重塔本尊は大日如来) |
| 開山 | 鑑真和上(がんじんわじょう) |
| 開基 | – |
施設情報
| 住所 | 〒705-0003 岡山県備前市大内999 |
|---|---|
| TEL | – |
| 駐車場 | 無料駐車場あり(普通車50台) |
| 最寄り駅 | ・JR赤穂線「伊部駅」より車で約15分 ・宇野バス「大内」バス停より北へ約2km |
| 公式サイト | https://bizen.myjpn.jp/archives/785 (備前ガイド) |
| 見どころ | ・国指定重要文化財の三重塔(嘉吉元年・1441年建立) ・岡山県指定重要文化財の本堂・仁王門 ・鑑真和上ゆかりと伝わる古刹の由緒 ・あじさい寺として知られる塔頭・西法院 ・緑豊かな山内に佇む三院 |
地図
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