新潟県糸魚川市に鎮座する天津神社と奴奈川神社は、
同じ境内に並んで建つ歴史深い古社です。
天津神社は12代景行天皇の時代の創立と伝えられ、
越後国一宮として古くから信仰されてきました。
その本殿の隣にある奴奈川神社には、糸魚川の伝説の姫であり、
大国主命の妻となった奴奈川姫(ぬなかわひめ)が祀られており、
縁結びのパワースポットとしても知られています。
この神社を象徴するのが、毎年4月10日・11日に行われる「春の大祭」です。
祭りの見どころは、二基の神輿を激しくぶつけ合う勇壮な「けんか祭り」と、
その直後に行われる優雅な「天津神社舞楽」です。
国の重要無形民俗文化財にも指定されているこの舞楽は、
稚児による愛らしい舞から大人の力強い演目まで全12曲が披露され、
静と動が入り混じる独特の熱気に包まれます。
古代の神話と中世の芸能が今も息づく、糸魚川を代表する聖域です。
- 同じ境内に、越後国一宮とされる「天津神社」と、地元の女神を祀る「奴奈川神社」の本殿が並んで建つ全国的にも珍しい形式の神社
- 奴奈川神社には、糸魚川の伝説の姫であり、出雲の大国主命と結婚した「奴奈川姫」が祀られており、縁結びの御利益で知られている
- 毎年4月の春季大祭で開催される、二基の神輿を激しくぶつけ合う「けんか祭り」が有名
- 奴奈川姫はヒスイを支配する女神とも伝えられており、境内や周辺の雰囲気からは、古代糸魚川のヒスイ文化と神話の結びつきを強く感じることができる
- 2025年(令和7年)の年末のゆく年くる年に登場した
基本データ
| 名称 | 天津神社・奴奈川神社(あまつ じんじゃ・ぬながわ じんじゃ) |
|---|---|
| 別名・愛称 | 一の宮 |
| 社格 | 式内社(小)※論社、(称)越後国一宮、旧県社 |
| 御祭神 | 中央:天津彦々火瓊々杵尊(あまつひこひこほににぎのみこと) 左:天児屋根命(あめのこやねのみこと) 右:太玉命(ふとだまのみこと) |
| 創建 | 景行天皇年間(西暦71~130年頃) |
| 例祭 | 4月10日・10月24日 |
| 系列 | – |
施設情報
| 住所 | 〒941-0056 新潟県糸魚川市一の宮1丁目3−34 |
|---|---|
| TEL | 025-552-0036 |
| 駐車場 | 無料駐車場あり ※市役所の一の宮駐車場を利用 |
| 最寄り駅 | JR北陸新幹線、トキ鉄・日本海ひすいライン「糸魚川」駅 徒歩10分 |
| 公式サイト | https://amatsujinja.com/ |
| 見どころ | 鳥居、天津神社、奴奈川神社、衣紋所 |
地図
近隣の観光スポット
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