雲八幡宮は、大分県中津市耶馬溪町宮園に鎮座する古社で、
耶馬溪最古の由緒ある神社として知られています。
社伝によれば、神功皇后が三韓征伐の帰途、
現在の社地から下流約500mにある巨石「雲石」に腰を下ろして休んだとされ、
大宝3年(703年)には、この石から白雲が立ち上り、中から童形神が現れたため、
この石を磐座として祀るようになったのが起源と伝えられます。
天延元年(973年)、皇孫・小松女院と通じたとして少納言の官職を解かれ
豊前国宮園村に左遷された清原正高公が、雲石から川の上流にあたる現在地に遷座し、
社殿を造営しました。
御祭神は雲八幡大神(八幡大神と大山積神を総称)を主神とし、
相殿に妙見大神を祀ります。
「狛犬」ではなく「阿吽の河童」が参拝者を出迎える全国でも珍しい神社で、
河童伝説に深く結びついた信仰の地として知られています。
毎年7月29日の例大祭で奉納される「かっぱ楽(宮園楽)」は
大分県指定無形民俗文化財で、河童の面をつけた踊り手が舞う独特の神事です。
御神木は神社創建の973年に植えられたと伝わる千年杉で、
境内には巨木が林立する深い杜が広がります。
2017年には「やばけい遊覧」として日本遺産に認定された耶馬溪の名勝地の一つです。
- 耶馬溪最古の由緒を誇る古社、大宝3年(703年)創祀の伝承
- 御祭神は雲八幡大神(八幡大神・大山積神)と相殿の妙見大神
- 狛犬ではなく「阿吽の河童」が出迎える全国でも珍しい神社
- 「雲石」から白雲とともに童形神が現れた創祀伝説
- 天延元年(973年)に清原正高公が現在地に遷座・社殿造営
- 御神木は創建時に植えられたと伝わる「千年杉」
- 例大祭(7月29日)の「かっぱ楽(宮園楽)」は大分県無形民俗文化財
- 境内に巨木林立する深い杜の景観
- 日本遺産「やばけい遊覧」構成資産・耶馬溪エリアの名勝
- 本耶馬渓・新耶馬渓観光と合わせて巡るのがおすすめ
基本データ
| 名称 | 雲八幡宮(くもはちまんぐう) |
|---|---|
| 別名・愛称 | 雲石宮、河童の神社 |
| 社格 | 村社 |
| 御祭神 | 雲八幡大神(くものやはたのおおかみ) =八幡大神(応神天皇) +大山積神(おおやまつみのかみ) 【相殿】妙見大神(みょうけんおおかみ) |
| 創建 | 大宝3年(西暦703年・雲石を磐座として祀る) 天延元年(西暦973年・現在地に遷座・社殿造営) |
| 例祭 | 7月29日(例大祭・かっぱ楽奉納) |
| 系列 | 八幡信仰、妙見信仰 |
施設情報
| 住所 | 〒871-0433 大分県中津市耶馬溪町宮園407 |
|---|---|
| TEL | 0979-56-2309 |
| 駐車場 | あり(無料・約40台) |
| 最寄り駅 | ・JR日豊本線「中津駅」より車で約40分 ・大分自動車道「玖珠IC」より車で約35分 ・東九州自動車道「中津IC」より車で約45分(国道212号線沿い) |
| 公式サイト | https://kumohachiman.j-air.net/ |
| 見どころ | ・阿吽の河童像(狛犬の代わりに参拝者を出迎える) ・御神木「千年杉」(樹齢約1050年) ・境内の巨木群と深い杜 ・雲石(創祀の磐座・下流約500m) ・本殿・拝殿の佇まい ・かっぱ楽(宮園楽/7月29日・大分県無形民俗文化財) ・1月の初詣(かっぱ祭り) ・耶馬溪の渓谷美を背景にした境内 |
地図
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