妙宣寺は、新潟県佐渡市阿仏坊にある日蓮宗の寺院で、
山号を蓮華王山(れんげおうざん)、本尊に釈迦牟尼仏をお祀りしています。
日蓮宗における佐渡三本山のひとつに数えられる古刹です。
寺は、佐渡へ配流された日蓮に帰依した篤信者・阿仏房日得(あぶつぼうにっとく)が
自らの住房を寺としたことに始まると伝えられます。
阿仏房は順徳上皇に仕えたのち佐渡に流されたと伝わる人物で、
その住房「阿仏房」を起源とすることから「阿仏房妙宣寺」とも呼ばれます。
天正17年(1589年)に現在地へ移り、妙宣寺と号しました。
境内には新潟県で唯一の五重塔(国指定重要文化財)がそびえます。
日光東照宮の五重塔を手本に、相川の宮大工・茂三右衛門父子二代の手により、
文政10年(1827年)に完成したと伝えられる名建築です。
また境内には、「正中の変」で佐渡に配流された公卿・日野資朝の墓があり、
資朝が獄中で筆写したと伝わる細字法華経も蔵されています。
- 日蓮宗の佐渡三本山のひとつで、本尊は釈迦牟尼仏
- 日蓮に帰依した阿仏房日得が自邸を寺としたことに始まる
- 「阿仏房妙宣寺」とも呼ばれる古刹
- 天正17年(1589年)に現在地へ移り妙宣寺と号した
- 新潟県唯一の五重塔(国指定重要文化財)がそびえる
- 五重塔は日光東照宮の塔を手本に相川の宮大工が文政10年(1827年)完成
- 「正中の変」で配流された日野資朝の墓がある
- 日野資朝筆と伝わる細字法華経を蔵する
基本データ
| 名称 | 妙宣寺(みょうせんじ) |
|---|---|
| 別名・愛称 | 阿仏房妙宣寺(あぶつぼうみょうせんじ) |
| 正式名称 | 蓮華王山 妙宣寺 |
| 山号 | 蓮華王山(れんげおうざん) |
| 院号 | – |
| 宗派 | 日蓮宗 |
| 寺格 | 佐渡三本山のひとつ |
| 創建 | 天正17年(1589年) ※阿仏房の起源は弘安年間以前と伝わる |
| 本尊 | 釈迦牟尼仏 |
| 開山 | 阿仏房日得(あぶつぼうにっとく) |
| 開基 | – |
施設情報
| 住所 | 〒952-0303 新潟県佐渡市阿仏坊29 |
|---|---|
| TEL | 0259-55-2061 |
| 駐車場 | あり |
| 最寄り駅 | 両津港より車で約30分(新潟交通バス「竹田橋」バス停より徒歩約20分) |
| 公式サイト | https://www.visitsado.com/spot/detail0107/ (さど観光ナビ) |
| 見どころ | ・新潟県唯一の五重塔(国指定重要文化財) ・本堂・仁王門など壮麗な伽藍 ・「正中の変」で配流された日野資朝の墓 ・阿仏房ゆかりの静かな境内 |
地図
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