伊富岐神社(いぶきじんじゃ)は、
岐阜県不破郡垂井町伊吹に鎮座する神社です。
美濃国の二宮とされ、『延喜式』に名を載せる式内社です。
創建の年代は分かっていません。
ただ、和銅6年(713年)にはすでに存在していたと言われます。
古代、この地域に勢力を持っていた伊福氏(いふくし)の
祖神を祀ったものと考えられています。
仁寿2年(852年)、
「美濃国伊冨岐神を以て官社に列す」と記され、
地方の社から朝廷が祀る官社となりました。
以後、たびたび位階を授けられ、現在は正一位とされています。
御祭神は多多美彦命(たたみひこのみこと)です。
ただし祭神については諸説あり、
八岐大蛇、天火明命、草葦不合尊とする説も伝わります。
はっきりとは定まっていません。
慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いで社殿を焼失しましたが、
寛永13年(1636年)に再建されました。
明治には郷社、大正には県社に列しています。
社殿は東南東を向いて建ち、
背後に伊吹山を負う形になっています。
社名の「伊富岐」も、この山の名に通じるものです。
拝殿の脇にそびえる御神木は「伊富岐神社の大杉」と呼ばれ、
岐阜県の天然記念物に指定されています。
高さはおよそ30メートル、根まわりは約9.6メートル。
樹齢は300年以上と言われます。
例祭は4月2日。
また毎年4月の第2日曜日には、
天明7年(1787年)から続く神楽が奉納され、
内外から多くの人が集まります。
中山道の垂井宿には、当社の大鳥居が今も残っています。
- 美濃国二宮とされる式内社。旧社格は県社
- 創建年代は不詳だが、和銅6年(713年)にはすでに存在したと言われる
- 古代この地に勢力を持った伊福氏の祖神を祀ると考えられている
- 仁寿2年(852年)に官社に列し、現在は正一位とされる
- 御祭神は多多美彦命。ただし八岐大蛇・天火明命など諸説がある
- 慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦いで社殿を焼失した
- 寛永13年(1636年)に再建された
- 社殿は東南東を向き、背後に伊吹山を負う形に建つ
- 御神木「伊富岐神社の大杉」は岐阜県の天然記念物
- 大杉は高さ約30メートル、根まわり約9.6メートル、樹齢300年以上
- 4月第2日曜日に、天明7年(1787年)から続く神楽が奉納される
- 中山道の垂井宿に当社の大鳥居が残っている
基本データ
| 名称 | 伊富岐神社(いぶきじんじゃ) |
|---|---|
| 別名・愛称 | 美濃国二宮 |
| 社格 | 式内社(小)、美濃国二宮、旧県社 |
| 御祭神 | 多多美彦命(たたみひこのみこと) (八岐大蛇・天火明命・草葦不合尊とする説もある) |
| 創建 | 不詳(和銅6年〈西暦713年〉にはすでに存在したと言われる) |
| 例祭 | 4月2日 4月第2日曜日 神楽の奉納 |
| 系列 | – |
施設情報
| 住所 | 〒503-2106 岐阜県不破郡垂井町伊吹1484-1 |
|---|---|
| TEL | – |
| 駐車場 | 無料駐車場あり(数台) ※神社前(民家を抜けた先)にあり |
| 最寄り駅 | ・JR東海道本線「垂井」駅から車で約10分(徒歩では約3.8キロメートル・45分ほど) ・JR東海道本線「関ケ原」駅から車で約10分 |
| 公式サイト | https://www.kankou-gifu.jp/spot/detail_7042.html (岐阜県観光公式サイト「岐阜の旅ガイド」) |
| 見どころ | ・岐阜県天然記念物の御神木「伊富岐神社の大杉」 ・伊吹山を背後に負って東南東を向く社殿 ・寛永13年(1636年)再建の社殿 ・4月第2日曜日に奉納される神楽(天明7年から続く) ・中山道の垂井宿に残る大鳥居 |
地図
近隣の観光スポット
- 南宮大社(美濃国一宮。朱塗りの社殿が国の重要文化財)(垂井町)
- 垂井宿(中山道の宿場町。当社の大鳥居が残る)(垂井町)
- 垂井の泉(中山道沿いの名水と大ケヤキ)(垂井町)
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- 岐阜関ケ原古戦場記念館(合戦を体感できる施設)(関ケ原町)
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