奈良県吉野町の吉野山に鎮座する吉水神社は、
白鳳時代に役行者が創立したと伝わる、
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一つです。
もとは「吉水院」という名の僧坊でしたが、明治の神仏分離により神社となりました。
この地は歴史の大きな転換点の舞台となってきました。
源頼朝に追われた源義経と静御前が身を隠した場所であり、
南北朝時代には後醍醐天皇が拠点を置いた「南朝の皇居」となりました。
さらに、豊臣秀吉が「吉野の花見」の本陣を置いた場所としても有名です。
境内にある書院は日本最古の書院造りの傑作とされ、
義経潜居の間や後醍醐天皇の玉座が残されています。
また、一目千本と称される吉野山の桜を一望できる「一目千本(ひとめせんぼん)」の
絶景ポイントとしても知られ、歴史と自然が深く重なり合う特別な聖域です。
- 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産のひとつ
- 重要文化財の書院は、日本最古の書院として知られる
- 兄・頼朝に追われた源義経と静御前、弁慶が身を隠した場所として知られ、当時使われた鎧や道具などの遺品が今も大切に保管されている
- 南北朝時代、足利尊氏に追われ吉野へ逃れた後醍醐天皇が、ここを「南朝の皇居」と定めた
- 文禄3年に豊臣秀吉が盛大な花見を催した際の本陣となった(吉野の花見)
- 境内の展望所は、吉野山の桜を一望できる「一目千本(ひとめせんぼん)」の名所で吉野屈指の景勝地として知られる
基本データ
| 名称 | 吉水神社(よしみず じんじゃ) |
|---|---|
| 別名・愛称 | 吉水院(水院) |
| 社格 | 旧村社 |
| 御祭神 | 後醍醐天皇 楠木正成 吉水院宗信法印 |
| 創建 | 白鳳年間(650~680年頃) |
| 例祭 | 9月27日・2月20日・11月23日 |
| 系列 | – |
施設情報
| 住所 | 〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町吉野山579 |
|---|---|
| TEL | 0746-32-3024 |
| 駐車場 | 無料駐車場あり(若干) ※桜の時期は有料 |
| 最寄り駅 | 吉野ロープウェイ「吉野山」駅 徒歩約20分 |
| 公式サイト | https://www.yoshimizu-shrine.com/ |
| 見どころ | 鳥居、拝殿、本殿、書院(重要文化財)、中庭、北闕門、庭園 |
地図
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