飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社
(あすかかわかみにいますうすたきひめのみことじんじゃ)は、
奈良県高市郡明日香村稲渕に鎮座する神社です。
社名は18文字。
日本でいちばん長い名前の神社として知られています。
『延喜式』神名帳に載る
「飛鳥川上坐宇須多伎比賣命神社」に比定される古社です。
創建の年代は分かっていません。
御祭神は宇須多伎比売命。
のちに神功皇后と応神天皇を合わせ祀り、
近世には「宇佐八幡」と呼ばれていました。
明治44年(1911年)には飛鳥の大仁保神社を合祀しています。
この神社には本殿がありません。
拝殿の背後にそびえる南淵山(みなぶちやま)そのものを
御神体としています。
社殿を設けず山を拝む、原始の神道の姿を今に伝える社です。
参道は200段近い石段が続きます。
登りきったところに、小さな拝殿が静かに構えています。
飛鳥時代、この地で皇極天皇(のちの斉明天皇)が
雨乞いを行ったと伝えられます。
『日本書紀』に記されたその故事は、
「南無天踊り(なむてんおどり)」として
いまも地元に受け継がれています。
稲渕は棚田で名高い集落でもあります。
秋には彼岸花が畦を彩り、
案山子ロードには趣向を凝らした案山子が並びます。
社務所はなく、
問い合わせは飛鳥坐神社が受けています。
- 社名は18文字で、日本でいちばん長い名前の神社として知られる
- 『延喜式』神名帳に載る式内社に比定される古社
- 創建の年代は不詳
- 御祭神は宇須多伎比売命。神功皇后と応神天皇を合わせ祀る
- 近世には「宇佐八幡」と呼ばれていた
- 明治44年(1911年)に飛鳥の大仁保神社を合祀した
- 本殿がなく、背後の南淵山そのものを御神体とする
- 社殿を設けず山を拝む、原始の神道の姿を伝える
- 参道は200段近い石段が続く
- 皇極天皇(斉明天皇)が雨乞いを行った地と伝わる
- その故事は「南無天踊り」として地元に受け継がれている
- 稲渕は棚田と彼岸花、案山子ロードで知られる集落。あわせて歩ける
基本データ
| 名称 | 飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社 (あすかかわかみにいますうすたきひめのみことじんじゃ) |
|---|---|
| 別名・愛称 | 宇佐八幡(近世の呼び名) 日本一長い名前の神社 |
| 社格 | 式内社、旧県社 |
| 御祭神 | 宇須多伎比売命(うすたきひめのみこと) 神功皇后(じんぐうこうごう) 応神天皇(おうじんてんのう) |
| 創建 | 不詳 |
| 例祭 | 10月10日 |
| 系列 | – |
施設情報
| 住所 | 〒634-0123 奈良県高市郡明日香村稲渕698 |
|---|---|
| TEL | 0744-54-2071(飛鳥坐神社) |
| 駐車場 | 専用駐車場なし(稲渕の棚田周辺の駐車場を利用) |
| 最寄り駅 | ・近鉄吉野線「飛鳥」駅から車で約10分 ・近鉄吉野線「飛鳥」駅からレンタサイクルで約25分 |
| 公式サイト | https://asukamura.com/sightseeing/488/ (明日香村観光サイト「あすか時間」) |
| 見どころ | ・本殿を持たず南淵山を御神体とする原始の神道の姿 ・200段近い石段の参道 ・登りきった先の小さな拝殿 ・皇極天皇の雨乞い伝承と南無天踊り ・日本一長い社名 ・周辺に広がる稲渕の棚田と彼岸花 |
地図
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