蛭児神社は、鹿児島県霧島市隼人町内に鎮座する古社で、
御祭神として蛭児尊(ひるこのみこと)を祀ります。
蛭児尊は伊奘諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)の間に
最初に生まれた御子神であり、『日本書紀』によれば3歳になっても足腰が立たず、
天磐櫲樟船(あまのいわくすぶね)に乗せられて海に流されたと伝えられています。
その船が当地に漂着し、船の枝葉から大楠が生じて成長したという伝承が残ります。
創建は神代にまでさかのぼると伝えられ、
現在の社域は寛延3年(1750年)の遷宮造営によるものです。
江戸時代までは正八幡(鹿児島神宮)に次ぐ大隅国二宮として崇敬を集め、
「二之宮大明神」とも呼ばれていました。
蛭児尊は福徳の神、漁業・航海・商売の神(恵比寿様)として信仰されており、
神社周辺は「奈毛気の杜(なげきの森)」と呼ばれる景勝地で、
ホタルの飛び交う豊かな自然環境に包まれています。
- 御祭神は蛭児尊(ひるこのみこと)-伊奘諾尊・伊弉冉尊の最初の御子神
- 江戸時代までは大隅国二宮で「二之宮大明神」と称された格式高い古社
- 創建は神代と伝えられ、現社域は寛延3年(1750年)の遷宮造営
- 蛭児尊は福徳・漁業・航海・商売の神(恵比寿様)として信仰される
- 境内には天磐楠船から生じたという御神木の楠の大木がある
- 朽ちて空洞化した「神代の楠」の切り株も境内に残る
- 周辺は景勝地「奈毛気の杜(なげきの森)」として知られる
- 初夏にはホタルの飛び交う豊かな自然環境を持つ
基本データ
| 名称 | 蛭児神社(ひるこじんじゃ) |
|---|---|
| 別名・愛称 | 二之宮大明神、蛭兒神社 |
| 社格 | 旧大隅国二宮 |
| 御祭神 | 蛭児尊(ひるこのみこと) |
| 創建 | 神代(現社域は寛延3年/西暦1750年遷宮造営) |
| 例祭 | 6月16日 |
| 系列 | – |
施設情報
| 住所 | 〒899-5116 鹿児島県霧島市隼人町内2563 |
|---|---|
| TEL | – |
| 駐車場 | あり(無料) |
| 最寄り駅 | ・JR日豊本線「日当山駅」より徒歩約20分 ・JR日豊本線「隼人駅」より車で約7分 |
| 公式サイト | https://www.kagojinjacho.or.jp/shrine-search/area-airaisa/霧島市/1119/ (鹿児島県神社庁) |
| 見どころ | ・入口にそびえる御神木の楠の大木 ・空洞化した「神代の楠」の切り株 ・景勝地「奈毛気の杜(なげきの森)」の自然景観 ・初夏のホタル観賞 ・大隅国二宮としての格式ある社殿 |
地図
近隣の観光スポット
- 鹿児島神宮(大隅国一宮・旧官幣大社)(霧島市)
- 石體神社(鹿児島神宮元宮・安産祈願で有名)(霧島市)
- 霧島神宮(天孫降臨の地・南九州屈指の名社)(霧島市)
- 隼人塚(国指定史跡・古代の供養塔)(霧島市)
- 霧島温泉郷(南九州を代表する温泉地)(霧島市)
- 妙見温泉(天降川沿いの秘湯)(霧島市)
- 和気神社(和気清麻呂を祀る神社・藤の名所)(霧島市)
- 犬飼の滝(高さ36mの名瀑)(霧島市)
- 嘉例川駅(明治36年開業の九州最古級の木造駅舎)(霧島市)
- 塩浸温泉龍馬公園(坂本龍馬とお龍の新婚旅行ゆかりの地)(霧島市)


コメント