二宮神社は、静岡県湖西市新居町に鎮座する古社で、
別名「飛神様(とびがみさま)」とも呼ばれます。
社伝によれば敏達天皇2年(573年)に勧請されたと伝えられ、
延長5年(927年)に編纂された延喜式神名帳には遠江国敷智郡式内社として記載されています。
長徳元年(995年)、一羽の山鳥が大和国(現・奈良県)から錦の袋に入った
勾玉をくわえて飛来したという伝承から「飛神様」と称されるようになり、
この勾玉を御神体として祀り、社名も大和大明神と改めたと伝えられます。
元の鎮座地は中之郷釜崎で「二宮大名神」と称していましたが、
永正14年(1517年)に当時の領主中山金平(朝臣と家臣、太田垣の助)が現在地に遷座し、
永正15年(1518年)に二宮神社に改称しました。
京都吉田家より「二宮」という神号を与えられたとも伝わります。
社宝の神宝勾玉等は20年ごとに行われる御遷宮の際に開帳され、
舟で湖上に出て勾玉を清める神事が今も続けられています。
例祭の流鏑馬神事は戦国時代から続く伝統行事で、湖西市指定無形民俗文化財に指定されています。
- 敏達天皇2年(573年)勧請と伝わる古社で、延喜式神名帳記載の式内社
- 大和国から山鳥が勾玉をくわえて飛来した伝説から「飛神様」と称される
- 御祭神は大物主命(一説には大己貴命)
- 永正14年(1517年)に中之郷釜崎から現在地へ遷座、翌年「二宮神社」に改称
- 京都吉田家より「二宮」の神号を授けられたと伝わる
- 社宝の神宝勾玉(曲玉337・棗玉2・管玉23・小玉41・勾玉等)を蔵し、湖西市指定文化財
- 20年ごとの御遷宮では舟で湖上に出て勾玉を清める伝統神事を斎行
- 本殿は永正年間(1504~1520年)に再建された一間社流造で湖西市指定文化財
- 例大祭の流鏑馬神事は戦国時代から続く伝統行事で湖西市指定無形民俗文化財
基本データ
| 名称 | 二宮神社(にのみやじんじゃ) |
|---|---|
| 別名・愛称 | 飛神様(とびがみさま)/大和大明神(旧称) |
| 社格 | 式内社/旧村社 |
| 御祭神 | 大物主命(おおものぬしのみこと) |
| 創建 | 敏達天皇2年(西暦573年)と伝わる |
| 例祭 | 例大祭(10月第2金・土・日曜日)/流鏑馬神事は日曜日斎行 |
| 系列 | – |
施設情報
| 住所 | 〒431-0301 静岡県湖西市新居町中之郷320 |
|---|---|
| TEL | – |
| 駐車場 | 無料駐車場あり |
| 最寄り駅 | JR東海道本線「新居町駅」出口より徒歩約23分 |
| 公式サイト | https://hamanako-kosai.jp/location/1512/ (湖西・新居観光協会) |
| 見どころ | ・永正年間再建の本殿(湖西市指定文化財) ・社宝の神宝勾玉 ・戦国時代から続く流鏑馬神事 ・20年ごとの御遷宮で行われる湖上での勾玉清めの神事 ・深い社叢に包まれた古社の佇まい |
地図
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