釈迦院は、熊本県八代市泉町柿迫にある天台宗の寺院で、
山号を金海山(きんかいざん)、詳しくは金海山 大恩教寺 釈迦院と号し、
本尊に釈迦如来をお祀りしています。大行寺山(釈迦岳)の頂上近くに位置する山岳霊場です。
寺伝によれば、延暦18年(799年)、桓武天皇の勅願により奘善大師が草創したとされます。
奘善はもと薬蘭と称し、延暦18年の大地震の際に大行寺山山頂で金色の釈迦如来像を感得し、
草庵に祀ったのが始まりと伝えられます。
天台・真言・禅・浄土の四宗兼学の道場として栄え、
かつては坊数七十五坊、末寺四十九院が建ち並び、「西の高野山」とも称された一大霊場でした。
天正年間(1573〜1592年)、キリシタン大名・小西行長の焼き討ちにあって衰退しますが、
のちに加藤清正・忠広父子により再興され、熊本藩主・細川氏によっても修復されました。
美里町側からは日本一の石段(3,333段)を登る参道が続き、
泉町側からは車で本堂近くまで参拝することができます。
- 天台宗の寺院で、本尊は釈迦如来、正式には金海山 大恩教寺 釈迦院
- 延暦18年(799年)に桓武天皇の勅願で奘善大師が草創したと伝わる
- 四宗兼学の道場として栄え、「西の高野山」とも称された一大霊場
- 最盛期には坊数七十五坊、末寺四十九院を数えた
- 天正年間に小西行長の焼き討ちで衰退し、加藤清正・細川氏により再興された
- 美里町側の参道は日本一の石段「釈迦院御坂遊歩道」(3,333段)
- 泉町側からは車で本堂近くまで行ける
- 「ぽっくり寺」としても知られ、参拝者を集める
基本データ
| 名称 | 釈迦院(しゃかいん) |
|---|---|
| 別名・愛称 | ぽっくり寺 |
| 正式名称 | 金海山 大恩教寺 釈迦院 (きんかいざん だいおんきょうじ しゃかいん) |
| 山号 | 金海山(きんかいざん) |
| 院号 | 釈迦院 |
| 宗派 | 天台宗(かつて天台・真言・禅・浄土の四宗兼学) |
| 寺格 | 旧・比叡山延暦寺末寺(「西の高野山」と称された一大霊場) |
| 創建 | 延暦18年(西暦799年) |
| 本尊 | 釈迦如来 |
| 開山 | 奘善大師(じょうぜんだいし) |
| 開基 | 桓武天皇(勅願) |
施設情報
| 住所 | 〒869-4401 熊本県八代市泉町柿迫5536 |
|---|---|
| TEL | 090-5741-5993 |
| 駐車場 | 無料駐車場あり(普通車10台) ※山門下 |
| 最寄り駅 | 公共交通でのアクセスは困難。 泉町側は国道443号・県道52号経由で車で本堂下まで、美里町側は日本一の石段(3,333段)を登拝 |
| 公式サイト | https://kinkaizan-shakain.jp/ |
| 見どころ | ・大行寺山(釈迦岳)頂上近くの山岳霊場 ・「西の高野山」と称された往時の面影 ・日本一の石段「釈迦院御坂遊歩道」(3,333段・美里町側) ・ぽっくり寺としての信仰 ・加藤清正・細川氏による再興の歴史 |
地図
近隣の観光スポット
- 日本一の石段(3,333段)(釈迦院への参道として名高い石段)(美里町)
- 五家荘(平家落人伝説が残る山深い秘境集落)(八代市)
- せんだん轟の滝(日本の滝百選に選ばれた豪快な滝)(八代市)
- 梅の木轟公園吊橋(渓谷に架かるスリル満点の吊橋)(八代市)
- 八代城跡(松江城跡・石垣と堀が残る城址)(八代市)
- 八代神社(妙見宮)(妙見信仰の中心で妙見祭が有名)(八代市)
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