宝戒寺は、神奈川県鎌倉市小町に所在する天台宗の寺院で、
建武2年(1335年)に後醍醐天皇の命を受けた足利尊氏により、
北条氏一族の霊を弔うために創建されました。
寺地は鎌倉幕府第2代執権・北条義時が小町邸を構えて以来、
歴代の北条得宗家が屋敷を構えていた地で、元弘3年(1333年)の鎌倉幕府滅亡の際に、
北条高時以下一族が東勝寺にて自害した直後の建立となります。
開山は京都法勝寺の天台僧・五代国師円観恵鎮慈威和尚(えんかんえちんじいおしょう)で、
国宝的人材を養成する道場として「金龍山釈満院円頓宝戒寺」と号しました。
本尊の地蔵菩薩坐像は国の重要文化財に指定されており、
鎌倉二十四地蔵尊霊場の第一番札所として信仰を集めています。
秋には境内一面に約100株の白萩が咲き誇ることから「萩の寺」とも呼ばれ、
鎌倉を代表する花の名所のひとつとなっています。
- 建武2年(1335年)創建。後醍醐天皇の命により足利尊氏が建立した北条一族鎮魂の寺
- 北条義時以来の歴代北条得宗家の屋敷跡(執権邸跡)に立つ歴史的寺院
- 本尊の木造地蔵菩薩坐像は国指定重要文化財
- 鎌倉二十四地蔵尊霊場 第一番札所、鎌倉江の島七福神(毘沙門天)の札所
- 「萩の寺」の別称で知られる花の名所(9月中旬~下旬が見頃)
- 春は梅・桜・椿、夏は百日紅・芙蓉、秋は萩・彼岸花など四季折々の花が楽しめる
- 境内は徒歩で鶴岡八幡宮から約3分、鎌倉観光のメインルート上に位置する
- 日本遺産「いざ、鎌倉」構成文化財の一つ
基本データ
| 名称 | 宝戒寺(ほうかいじ) |
|---|---|
| 別名・愛称 | 萩の寺 |
| 正式名称 | 金龍山 釈満院 円頓宝戒寺 (きんりゅうざん しゃくまんいん えんどんほうかいじ) |
| 山号 | 金龍山(金竜山)(きんりゅうざん) |
| 院号 | 釋滿院(釈満院)(しゃくまんいん) |
| 宗派 | 天台宗 |
| 寺格 | – |
| 創建 | 建武2年(1335年) |
| 本尊 | 地蔵菩薩 |
| 開山 | 五代国師円観恵鎮慈威和尚(えんかんえちんじいおしょう) |
| 開基 | 後醍醐天皇(勅願)/足利尊氏(建立) |
施設情報
| 住所 | 〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町3丁目5−22 |
|---|---|
| TEL | 0467-22-5512 |
| 駐車場 | なし ※近隣コインパーキング等をご利用ください |
| 最寄り駅 | JR湘南新宿ライン「鎌倉」駅 徒歩12分 |
| 公式サイト | https://hokaiji.com/ |
| 見どころ | ・本尊・木造地蔵菩薩坐像(国指定重要文化財) ・境内を彩る約100株の白萩(9月中旬~下旬が見頃) ・北条執権邸旧蹟の歴史的境内地 ・毘沙門天像(鎌倉江の島七福神) ・聖徳太子堂・徳崇大権現堂・大聖歓喜天堂など諸堂 |
地図
近隣の観光スポット
- 鶴岡八幡宮(鎌倉武士の守護神・徒歩約3分)(鎌倉市)
- 東勝寺跡・腹切やぐら(北条高時以下一族自刃の地)(鎌倉市)
- 妙本寺(比企能員一族ゆかりの日蓮宗本山)(鎌倉市)
- 本覚寺(夷堂・鎌倉江の島七福神の恵比寿)(鎌倉市)
- 大巧寺(おんめさま・安産祈願の寺)(鎌倉市)
- 鎌倉国宝館(鶴岡八幡宮境内・鎌倉の文化財を収蔵)(鎌倉市)
- 荏柄天神社(学問の神・菅原道真公を祀る)(鎌倉市)
- 鎌倉宮(大塔宮護良親王を祀る)(鎌倉市)
- 杉本寺(鎌倉最古の寺・坂東三十三観音第一番)(鎌倉市)
- 小町通り(鎌倉駅東口からのメインショッピングストリート)(鎌倉市)

コメント